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Yo yo yo! さあ、ステージに立ってるのはパパ!

今日は娘のためにスペシャルディッシュ、イタリアン・ミート・スパゲッティを振る舞うぜ!鍋をカチャカチャ混ぜながら、最近何か様子がおかしいなって思ってたんだ。あんなに元気だった娘が学校行かないで、何日も部屋にこもっちゃってさ。今日はその理由を聞き出すぜ、タイムアップだ!

スパゲッティを皿に盛りつけて、娘の部屋に直行!ドアを「トントン」ってノックして、「おーい、入ってもいいか?」って声かけたら、ちょっとためらった後で「どうぞ」って、しっとり返事。おっと、いよいよ勝負だ!

部屋に入って、まず目に入ったのは…なんと壁が空っぽ!? おいおい、いつも床から天井までビヨンセのポスターだらけだったのに、何もねえじゃねえか!あんなにパワフルなメッセージで娘を元気づけてたビヨンセが、消えてるだと!? まさにミステリーだ!

「Yo! なぁ、ビヨンセのポスター、どこ行っちゃったの?」って軽く聞いてみたら、娘はスパゲッティを一口。「うーん、最近ビヨンセって感じじゃないんだよね」ってサラッと来た!

「マジか!? ビヨンセは君のヒーローだったじゃん!」って、オレは驚いてたたみかけた。そしたら娘はクールに、「うん、そうだったけど、なんか今は違うんだよね。なんか、しっくりこないっていうかさ」って言うじゃん!

ベッドの端に座って、オレは「じゃあ、何があったんだ?」ってさらに聞いた。娘はスパゲッティをゆっくり噛みながら、「よくわかんないけど、ただ人って変わるもんだよね」って。おいおい、急にブルース・スプリングスティーンとか引き合いに出して、「レーガンが『ボーン・イン・ザ・USA』を愛国歌だって褒めたけど、ブルースはその解釈を嫌ってたよね?」なんて、歴史的な話してくるし、どういう展開!?

「ブルース!? お前、ブルース・スプリングスティーン知ってんの!?」って笑っちゃったら、「うん、学校の授業でやったよ」ってさ。いや、オレも笑っちゃうよね。

オレは笑いながら、「レーガンはあの曲の意味、全然わかってなかったんだよ。あれは愛国歌じゃなくて、戦いの歌なんだぜ」って言ったら、娘は「そうそう、今の私はたぶんブルースみたいなんだ。ビヨンセも昔は自由って感じだったけど、今は何か違う気がするんだよね」って言うわけさ。

その瞬間、オレも気づいたんだ。これは音楽やポスターの問題じゃない、娘自身が変わろうとしてるんだって。自分探しの旅に出てんだよな。

「そっか、ブルースみたいに感じるなら、いい相棒ができたな」ってオレは立ち上がって、「でも、自分を自由にしてくれるものは忘れないでくれよ」って、キメ台詞だぜ!

娘はちょっと笑って、「ありがとう、パパ」って返してくれてさ、オレは「よっしゃ!」って感じでキッチンに戻った。たとえビヨンセが今の娘に合わなくても、何が起きようが、オレはいつでも彼女の味方だぜ!

#日経COMEMO #NIKKEI

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