今年と来年と2028年までのJリーグ
不思議なもので、あれだけ今年はJリーグが開催されるだけでありがたい、何も文句は無い!と言い切ってしまうくらいだったのに、いざリーグ戦が再開してみると、大阪ダービーに惨敗したり、宿敵レッズに惨敗したり、鹿島に終了直前に追いつかれたりしたことに対して、いろいろ言いたくなってしまいます。実際noteでも書いてしまっていますが。
まだコロナ禍も収まっていないので、喉元過ぎればというわけでもないのですが、やはりサッカー特にガンバ大阪の試合を見てしまうと、平常心以外の感情も惹起されます。
今シーズンはスタジアムでの観戦はしていません。人数制限があることもありますし、その前後のモノレールなどでの移動もありますので、まあ今年はいいかなとも思っています。行きたいのはやまやまなんですが、今年はDAZN観戦で我慢ですかね。
DAZNで見ていて、スタジアムにいる観客が少ないことから歓声が小さいため、選手間・コーチなどの声がよく通ります。違和感とは言わないまでも、やっぱり本来の形のサッカー、Jリーグではないなあ、と見る度に思ってしまいます。
名古屋や鳥栖の選手やスタッフのコロナ感染のため、試合が中止・延期になったりもしていますが、今のところはおおむねなんとかリーグ運営は出来ていると思います。
ここまで来るのに、そしてこれからも運営に携わる方々や、感染に注意しながら練習や試合に臨んでいる選手とスタッフなど、全ての関係者にはサッカーファン・Jリーグファンとして感謝しています。
その一方で、スタジアムに観戦に来ている人たちが、いろいろルール・マナーを破っていることがSNSなどで注目されてしまうのは残念なことです。どこの国でもどこのチームでも、やっぱりプロサッカーは観客あってのものですので、リーグもクラブもものすごく厳しく対処するというのも難しいのかも知れません。
だからこそ、見る側に自分で律することがなおさら重要だと思いますが、律することが出来ないからそういうことをしてしまうので難しい話です。
観戦者の人数制限についても、日本での感染者数が増えたり減ったりしている現状を見るに、当面は続くでしょう。今シーズンはやはり、最後まで何とか試合を開催できてリーグが成立してくれるだけでも御の字でしょうか。
そうなると来年がどうなるのかという不安もありますが、Jリーグにしろ政府にしろ、来年のことまで考えていられないのが本当のところでしょうけれど、Jリーグファンとしては来年も応援すると宣言するくらいのことしか出来ません。
そういえば、DAZNとJリーグの契約を変更していましたね。
JリーグとDAZNの新たな放映権契約について
https://www.jleague.jp/news/article/17729
10年間で2,100億円だったのが、12年間で2,239億円になったそうです。1年当たりの金額にすると、割増分は1年当たり70億弱ですが、元々の契約でも10年間で均等に210億円ずつだったわけではないらしいので、増えた分は最初の方や今年の売上不足の分を参考に決められたのかも知れません。
現地観戦が今後どうなっていくかは誰にも分かりませんが、オンラインでの観戦は今後増えることはあっても減ることはないでしょう。それを思うと、もう少し放映権料を増やしてほしかったですが、DAZN側もサッカーに限らず多くのスポーツが中止になった影響による減収減益もあったのでしょうか。
ともかく、来年のことすらどうなるか分からない中、2028年まで巨額の放映権料を確保できたのは良かったと思います。