ブーブーではない電気自動車
電気自動車ってエンジン音がしませんが、ブーブーという赤ちゃん言葉も使われなくなるんでしょうかね。
電気によるモーター音をどうやって擬音語化するか分かりませんが、擬音語が時代によって変わるのは車に限りません。
電話を表す音が、「ジリリリ」や「リンリン」ではなくなって久しいです。固定電話にしろ携帯電話にしろ電子音ですし、マナーモードにしていれば音すらしません。振動が着信の象徴にもなっています。
電子レンジの「チン」は別に「チン」という音である必要はなく、機種によっては音楽が流れるものも珍しくないですが、今でもまだ「チンする」など使われていますので、まだこれは世代交代が起きてないしょうか。
テレビゲームの「ピコピコ」も、もはや8ビット音源を知らない世代からしたら何でピコピコというのか分からないかも知れません。そもそもスマホゲームだとなんて言えば良いでしょうか。「シュッシュッ」ですかね。
ウォークマンも「シャカシャカ」と言われていたのは遠い昔です。カセットテープそのものの音は知らない若い人も多いでしょう。
今ではたいていは電子音・電気による音になりました。カメラのシャッター音も実際にシャッターを切る動作で発する音を模して、デジタルカメラやスマートフォンで人為的に発生させています。
アナログからデジタルに換わるというのは、コンピュータで処理する、操作すること以外に、音も変わるということなのだと、改めて思いました。
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