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芝生と酷暑と秋春制

昨日のガンバ対湘南戦は、最後に失点したものの逃げ切り、8月唯一のホームゲームを勝利で終えることが出来ました。

さて、そんな試合が行われたピッチは、結構芝生が荒れていました。試合前の練習時点でも、ところどころが枯れているようで、さらに練習・試合で選手が強く踏み込んだ場所が芝生ごと剥がれてしまい、両チームの選手たちもしばしば足を滑らせていました。

やはりこの酷暑、そして豪雨は厳しいものなのでしょう。

旧万博スタジアムでは、よく言えば開放的、悪く言えばピッチとスタンドが離れている上に屋根もほぼ無かったため、かえって芝生の生育には素晴らしい環境が整っていたのですが、今のパナスタでは屋根が4面にあり、スタンドも近いために風と日光の面では逆に生育を妨げる要因となっています。

全国どこのスタジアムで同じ条件ではなく、屋根の形状・広さ、スタンドとの距離、スタジアム自体の形状に加えて、そもそもの立地場所の気候条件にも大きく左右されるはずです。

ただ、この真夏の暑さが今後数年で解消されるわけもなく、むしろ年々酷くなっていくことであろうことは、誰もが確信できる予想です。

別に芝生のために真夏に試合をするなとか、シーズンを秋春制に移行しろ、とか言うつもりはありませんが、選手・スタッフ・審判・観客が真夏に屋外でスポーツの実施・観戦を楽しめる余裕というのも、これからも年々少なくなっていくでしょう。

どこかの時点でサッカーに関してはナイトゲームすら出来なくなるほどの猛暑になるのでしょうか。そうなったときには、さすがに8月はシーズンオフか中断をせざるを得ないでしょう。冬の1月2月も外すとして、3月~7月と9月~12月をサッカーシーズンとするなら、春秋制でも秋春制でもどっちゃでも良いんじゃないですかね。

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