今シーズンのガンバの残る目標
先日土曜日の札幌戦での完敗は負けっぷりが凄すぎてかえってショックも受けなかったくらいでした。ただ、現地に行っていた人は辛かったと思います。私も昨年の6月の札幌ドーム戦ではスコアこそ1-0での敗戦でしたが、あまりに中身のないサッカーだったことの方が辛かったです。
さて、今年のガンバは前半は非常に苦しみ、最下位争いをしていましたが、15節から急浮上して順位的には中位になってきました。先日の敗戦によって、上位を断言できるほどの実力ではないことが明らかにはなりましたが、今後も勝ったり負けたりをしつつ、取りあえずは一桁順位に入るのが現実的な目標でしょう。
まだJ1残留が決まっているわけではありませんが、勝ち点で16ポイント差がある最下位である湘南に、あと9試合で逆転されるとは思えません。横浜FC、柏レイソルもそれぞれ21、20ポイントと、これまたガンバとの差は開いていますので、降格については気にする必要はないでしょう。
リーグ戦上位を目指すにしても、ACL圏内である2位は残り全部勝っても事実上無理ですし、例え3位に入ったとしても、天皇杯優勝チームが逆にリーグ戦2位に入る可能性もガンバ同様にありません。
それよりなにより、唯一残ったタイトルであるルヴァンカップの準々決勝が9月6日(水)と9月10日(日)にあります。こちらの方が圧倒的に重要です。
レッズはサポーターの暴動行為によって天皇杯における懲罰がどのように下されるのか注目されていましたが、レッズはまだリーグ戦も首位に6ポイント差の4位であり、ACLもあってルヴァンカップのみに賭けるという状況ではありません。この一戦に掛ける思いと熱量では、ガンバが上回れるはずです。
これまでのガンバ大阪の歴史(Jリーグ発足以後)において、タイトル獲得を果たした監督は西野朗(リーグ1回、ナビスコカップ1回、天皇杯2回、ACL1回)・長谷川健太(リーグ1回、ナビスコカップ1回、天皇杯2回)のわずか2人のみです。
ダニエルポヤトス監督が、3人目の歴史的な監督になってくれることを期待して、水曜はパナスタに行きます!