
現状維持のためにも結局はかなり努力をする必要があると考える3つの理由
そこそこ稼げているし現状で十分満足、という話をたまに聞きます。起業することは考えていないし、複業を通じて自己実現を果たせるだけの能力やスキルをアップする努力をすることは考えていない、ということのようです。
複業に取り組んだメリットについては以下の記事に書きました。
ただ、僕は結局、現状は満足だとしても、これからを考えたときに、どのみちかなり努力をする必要があるのではないか、と考えています。3つ理由があります。
労働による収入は稼げる期間に限りがある
労働収入は、労働をすることによって得られる収入です。言い換えると働けなくなったら収入が得られなくなります。
今は若くて元気いっぱいだとしても、時を重ねるごとに体力が落ちていくことは人生の先輩方をみれば自明です。なんらかの事情で急に働けなくなった場合や体力の低下と共に長い時間働くことができなくなった場合は、収入の道が途絶えることになります。
恩師から収入は額面ではなくて質だと教えてもらっています。
いまは満足しているからと言う理由で、自明な状況に対策を立てないでいることほど怖いものはないと思っています。喉が乾いてから井戸を掘り始めても遅いかもしれません。
代替される可能性がある
機械や人に代替される可能性も否定できません。
AI・ロボティクスの技術革新が未だかつてないスピードで進展しています。実際に、料理を運んでくれるロボットや無人コンビニが実用化されており、今後にわたって活躍の範囲が広がることはほぼ間違いないと思います。
また、時給が安く優秀な外国人労働者によって仕事が回るのであれば、任せたいと思うのが経営者としての心理です。単純な労働力としての存在でしかない場合、置き換えられる可能性が高い気がしています。実例は枚挙にいとまがないと思います。
自分だからこその価値や魅力をつける努力を惜しむことは、自らの機会を損失することに繋がってしまうかもしれません。
不確実性の高い世界情勢に対応する必要がある
政治経済や社会情勢が激しく変化しています。ロシア・ウクライナや中東情勢、世界経済状況の変動、アメリカの政権交代による政策変更等、自分の管理下にないことではありますが、注視する必要がありそうです。
その環境下でなにも努力せずに現状を維持することが出来るとは到底思えません。自力をつける努力を継続して不測の事態に備えていこうと改めて考えています。
まとめ
世の中は大きく変化し続けています。そのため自分自身の現状を維持しようとするためにも変化成長をし続ける努力があると思います。
どのみち努力が必要なのであれば、その努力をした先にどうなるのかを描いてからやってみてもいいかもしれません。