あぁ味噌煮込よ
名古屋メシとして全国に有名?らしい味噌煮込うどんについて思う事を書こうとしたら、wikiでも私が思っている事と同じ事が書かれていました。
思う事は同じ名古屋の人が編集したのでしょうか?
名古屋出身者が思う【味噌煮込】(地元では、あまり味【噌煮込うどん】とは言わない)は、純然たる赤味噌のみが使われていて風味がトゲトゲしい、麺は生煮えかと思われるほど硬い。こんなの他所の地域の人が美味しいと思うわけが無いと思って食べてきました。
ところが、どうも赤味噌ではない味噌煮込もあるらしいし、もちもち柔らか麺使用とか、みそ煮込きしめんもあるらしくショックを受けました。
というわけで、昨日職場近くの店で頼んでみました。
すると、(少し前のメニューには味噌煮込【うどん】があったはずなのに)「味噌煮込きしめんしかない」と言います。
仕方なく、それを頼んでみると
土鍋の蓋を店員が勝手に開けて持って行ってしまったのにもびっくり。
味噌煮込は調理中に蓋をしない、運ぶ時に蓋をして、蓋を取皿として客が使うから味噌煮込用の土鍋は蒸気を抜く穴が空いていない。
しっかり穴が空いてたので、そこは普通の土鍋を使う店でした。
麺は、本来の味噌煮込【うどん】ほど固くないけれど、きしめんほど柔らかく平たくもない謎の麺。いや、少し柔らかめの味噌煮込【うどん】でも良かったんじゃないのか?ネーミングが謎なのかも?
味噌は、やや甘いのでおそらく調合している。
メニューの写真では白ネギなのに現物は青ネギ、ネギの歯ごたえ楽しめない。
食べやすくて味自体悪くないのだけど、名古屋名物というのは、ちょっと違うかな?という感じ。
そして一番ガッカリだったのが卵
卵は調理の最後に生の状態で加える物(メニューの写真だって生卵になってる)
そうする事で、最初は甘辛い味噌のみ、途中で卵を崩してまろやかに、最後に一味を大量に入れて辛いスープを楽しむという味変ができるのだ。
名古屋を知らない人が作っているのか、それとも観光客に合わせてしまってるのかな?こうやって文化は廃れていくんだな。
観光地の近くでは無理と判断して、いつか地元でホンモノを探してみるとします。
※ほぼ悪口なので店名は伏せます
※これで1100円は高い
※昼休みの時間オーバー(見出し写真)