チャイルドケアで子ども嫌いが急変した
子どもって怖くないですか?
次の行動が予測できないし、何しでかすか分からない。
なぜか言うことを聞かないし、ヤバいイタズラして自分で泣きわめく。
正直、子どもが大の苦手でした。
でも年齢をちょこちょこ重ねるごとに、子ども嫌いは軽減してきています。
きっかけはやっぱり、カナダでのチャイルドケアですね。
塾講師だけど子どもは苦手
その当時、私は塾講師のアルバイトをしていました。
子ども好きなんじゃん!と思いました?
いいえ、苦手です。
中学生くらいからは、聞き分けの良い子もいるので問題ないんですけどね。
厄介なのは小学生。
ザ・がきんちょ!みたいな子とか、謎に機嫌の悪い女の子とかな。
さすがに私も大人なので、業務はちゃんとこなしていましたし、周りには子どもが好きだと思われていたんでしょうけれど。
実はめちゃくちゃ苦手でした。
それでもチャイルドケアのボランティアに参加を決意。
小3以下の子どもと遊ぶなんて考えられない!とか思っていたんですが、
英語圏に行ってみたい(低額で)!!!!!!!!
という一心で応募しました。
志望動機とかを英語で書かなければいけなくて、締切ギリギリで申し込んだ記憶。
応募数がどのくらいだったかは不明ですが、無事メンバーに選ばれて、カナダへびゅーんって感じです。(適当)
子どもなのに可愛い!!!(?)
「英語圏に行きたい」というだけのよこしまな考えでカナダに向かったれれれ。
チャイルドケアは到着の翌日からで、当然ですが1人で幼稚園(保育園?)へ行くことになっていました。
いくらよこしまな考えで応募したとはいえ、よくよく考えると、カナダにいるほとんどの時間を、苦手な「子ども」と一緒に過ごすことになるわけです。
変な汗が止まらなかった。2月なのに。
そんな緊張の中、ドアを開けると
びっくりなことに
めちゃくちゃ可愛い子どもたちがいるんですよ!!!
何がかわいいって、口々に
「だれー?」「ずっといるの?」「好きな食べ物なにー?」
みたいな感じで群がってくるんです。
ずっと私の周りでにこにこしてて可愛かった、、、
取り囲まれて、私もにこにこしちゃいました。
私の行ったチャイルドケアは、2才~4才くらいまでの子どもが10人と、比較的小さなところ。
ビッグな家の地下の一室を、チャイルドケアとして使っているみたいでした。
幼稚園というよりかは、本当に保育園に近いイメージです。
学習系の遊び(Work)はするけど、簡単なものばかり。
2才の子なんかは、あまり言葉も話せないんですよ。
「こしょこしょ……」みたいな話し方。
これが最高にかわいかった……
何言ってんのかはさっぱりなんですけどね。
もうメロメロでした。
”子どもが苦手”とは――?
一気に子どもが可愛く見える魔法
こんな感じで、たった1か月のボランティアで骨抜きにされた私。
誕生日の時はお祝いしてくれて、最終日にはカードまでくれて、日本の歌まで歌ってくれて……と、最高の経験をして帰国しました。
それから塾に舞い戻って、
「あれ、子どもかわいいな」
と思えるようになったことに気づいたんですよね。
やっぱり海外の子どもは見た目が天使だし、日本に戻ったら感覚も元に戻るでしょ
とか思ってたんですけどね
全然戻りませんでした。
子ども、かわいい……
どこの国とか関係なく、子どもはみんな天使……
まあ小学生に対して時々感じる「イラッ」とした想いはその後もありましたが、大抵のことでは動じないようになりました。
ぷにぷにのほっぺを見ると怒りが引いていく。
子育てってこんな感じなのかなあ。
経験によって価値観はめちゃくちゃ変わる
子ども嫌いが子ども好きになっただけで、大それたことを言いすぎかも。
でも、私の中ではこの「子ども嫌い」が結構重いものだったんですよ。
将来自分が出産したとして、
その子どもを愛せなかったらどうしよう。
可愛く感じなかったらどうしよう。
そういう思いがあったんです。
でも今は、人並みに子どもが好きになれたので安心してます。
別に「子ども好き」が正義なわけでもないですが、同じような悩みを持っている方は多いと思うんですよね。
克服したいことって誰しもあるじゃないですか。
そんな時には、自ら苦手な場所につっこんで行くのも、一つの手かなと思います。
(まあ私の場合、ただの”棚ぼた”ですが)
れれれ
※全部フリー写真です
この記事が参加している募集
サポート後にはぜひ、私のビッグラヴを受け取ってください……!