2021.11.8

私が今慕っている人と、なぜか東京でお酒を飲む夢を見た。
楽しく談笑していて、何かの拍子にぽんと私の背中に触れた時、肩甲骨の真上あたりに何か焦がしたような跡があって、これどうしたの?痛くない?と訊かれた。
(なぜかここでシーンが変わっていた)
(この状況的に多分ハグをしていたような気がする)
(背中が空いている服を着ていた?けど、触れた途端魔法が解けたかのように傷跡が出てきた)

最初は私も分からなかったけど、鏡に写ったそれを見て、頭に浮かぶのは羽根を焼かれた天使の夢。
ああ、これはいけない。
この私は天使ではないけれど、背中のその跡の上を滑る、彼が触れた手に、ずっと閉じこめていたはずの怖い記憶が出てきてしまった。
息が出来なくなって、具合が悪くなってしまったけど、私がただそれを思い出しただけで、その人は何にも悪くないのに。
軽率に触れるべきじゃなかった、ごめん、怖かったな、と薄らぼんやりする意識の中でそう聞いた。
慕っているし、あなたは怖くない。だからせめて、その人が何処かに行かないように、揺らぐ意識の中で手を握ったのを覚えている。
焦ってどこかに電話をかけて話していたその人は、握られた右手に、さらに焦って困ったような顔をしていたような

いとしいひと。あなたのせいじゃないわ
わたしがきっと天界で違反をしたのが悪かったのに。

そんなところもだいすきよ、わたしのおひいさま。
また夢の中で逢いましょうね!

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