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  • もし、我が子がダウン症だったら

    障害が、身近な存在であり、他人事ではないということを少しでも知って欲しくて作ったマガジン。一度な耳にしたことであろう「ダウン症」を例に挙げ、その障害を紹介する。

最近の記事

ダウン症とは

ダウン症、正式にはダウン症候群は、染色体の病気である。こう言われてピンと来る人はどのくらいいるだろうか。 わたしを含めた多くの人のために詳しい説明をすると、わたしたち人の正常の体細胞は、22対の常染色体と1対の性染色体があり、合わせて計46本の染色体を持っているらしい。けれどダウン症は、21番の染色体が通常2本のところが3本になっていて(ちなみにこれをトリソミーという)、それにより症状が現れるようになる。これは標準型のダウン症で、全体の90〜95%を占めていて、600~70

    • 最近の悩み

      ここ最近、彼氏の誕生日プレゼントをずっと考え続けている。もう2ヶ月以上も前からだ。 彼は、4月から新社会人として働く予定なのだが、それだけでなく、20歳の節目だということも私を悩ませている大きな要因だ。 こういう時は誰に相談するべきなのだろう。 仲のいい女友達には散々どうしようどうしようと1ヶ月以上前から話を聞いてもらっていて、とてもステキな案を出してくれるのだが、なぜかピンとはこない。ごめんなさい。いつもありがとう。 今もこうやってのんびりとエッセイを書いてはいるが

      • 「障害」と「合理的配慮」と「言葉」

        わたしが障害と出会ったのは、保育園の頃であった。 わたしは、昔からとても活発な子で、いつも園内を走り回ったり、お友達とおしゃべりをして、そこで過ごす毎日が楽しくて仕方なかった。みんなで楽しくままごとをしたり、時には、今考えてみるととてもくだらないようなことで喧嘩になってしまったり、そんな幼少期を振り返る上で、必ず思い出す人達が何人かいる。そして、その人達は今でもわたしの人生に大きな影響をもたらしている。とてもいい意味で。 その中でも、とても仲良しだったダウン症のおとこの子は

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