『パイオニアマスターズ』ヒストリック職工目線で見る青のコモン・アンコモン
職工おじさん、はれのちしとどです。
よろしくお願いします。
『パイオニアマスターズ』に収録されるカードの公開されましたので、今回は「ヒストリック職工」目線で新カードを見ていきます。
私の視点で強そう・面白そうだと思ったコモンやアンコモンが中心です。
※引用元:『パイオニアマスターズ』カードイメージギャラリー
◆アンコモン・青
《ジェイスの誓い》
『ゲートウォッチの誓い』からアンコモンになって収録。
カード1枚を使って3枚引いて2枚捨てるので手札の枚数こそ増えないものの、効率的に墓地の枚数を稼げますし、重ねて置くことで勝手に墓地に落ちてくれるエンチャントなので「昂揚」達成などのためにも良さそうです。
毎ターンの占術も強いので、プレインズウォーカーを主軸にしたコントロールを組みたくなります。
《ジェスの盗人》
『マジック・オリジン』からの収録。
「果敢」で相手のブロックを躊躇わせながらアタックできるのが強い。
職工で「カササギ」と言えば《土地伝承の案内人》でしたが、あちらは無から生み出せる代わりにデッキの構築に制限がありますので、《ジェスの盗人》で手軽に「カササギ」を得るデッキもありかもしれません。
《マゴーシのスフィンクス》
2017年頃の『ウェルカムデッキ』(※初心者講習で配ってたやつ)に収録されて「スタンダード」を経由していたばかりに、いきなりアンコモン化してマスターズに駆り出されることに。
シンボルが3つと濃いこと、除去耐性がないこと以外に目立った弱点はなく、6/6/6のサイズに加えて、飛行や自己強化、継続的なドローまで付いて切り札としての存在感は大きく、これにフィニッシャーを任せるランプやコントロールが現れてもおかしくはありません。
《劇的な逆転》
『カラデシュ』からアンコモンになって収録。
自分がコントロールしている土地以外のすべてをアンタップするので、常に無限マナなどのコンボのお供として注目されている1枚。職工で可能かは未知数ですが、マナアーティファクトなどは大量にありますので、いずれ無限コンボが開発されそうではあります。
《幻影の天使》
『基本セット2015』からの収録。
3/4/4・飛行ではありますが、他の呪文を唱えたターンでなければ唱えられないのが珠に瑕。「計画」など呪文を軽く唱える方法と組み合わせたり、マナフィルターを用意して《ギックスの僧侶》から続けて唱えるなど、方法は色々ありそうですが、結局1+3で4ターン目に出せるようにしておく方が安定はしそうです。その他、「2つ目の呪文を唱える」を条件とするカードとも相性が良さそう。
《撤回のらせん》
『神々の軍勢』からアンコモンになって収録。
無限コンボのパーツとして使われた実績のある1枚。職工環境で可能かどうかは《劇的な逆転》と同じく未知数ですが、研究してみる価値はありそう。
《船壊しのクラーケン》
『テーロス』からアンコモンになって収録。
でっかいクラーケンは浪漫。ランプで元レアカードのパワーを叩きつけたいときは気分次第でこれを選んでもいいかもしれません。「怪物化」でマナフラッドを受けられるのも強いですね。パワー10が2回殴れば勝てますし。
《見えざる糸》
『ドラゴンの迷路』からアンコモンになって収録。
こちらもコンボ系のカード。「パイオニア」では《睡蓮の原野》をアンタップすることで大量のマナを生み出すコンボがありますが、「ヒストリック職工」では2マナ以上出る土地と言えば《乾燥地帯のアーチ道》しかありませんので、エンチャントなどで土地から出るマナを増やしたり、大量にマナの出るアーティファクトを対象にするなどして使うことになりそうです。
《風への散乱》
『戦乱のゼンディカー』からアンコモンになって収録。
かなり重くはなりますが「覚醒」コストで唱えることで土地を3/3のクリーチャーにできるので、重コントロールデッキなら詰めのクロック源として採用可能な範囲ではあります。ただ、フィニッシャーを出すのに相手の呪文を打ち消さないといけないのは難点。
◆コモン・青
《雲ヒレの猛禽》
『ギルド門侵犯』からの収録。
後半で引くと弱いですが、1ターン目の動きとしては最高。
「進化」能力で後続の方が大きければ勝手に育つので、上振れ狙いで飛行アグロなどに入れてみたい1枚です。
◆おしまい
今回はここまで。
ヒストリック職工目線で見る『パイオニアマスターズ』のコモン・アンコモン(青)でした。ご清聴ありがとうございました。
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