『ダスクモーン:戦慄の館』ヒストリック職工目線で見る青のコモン・アンコモン
職工おじさん、はれのちしとどです。
よろしくお願いします。
『ダスクモーン:戦慄の館』に収録されるカードが公開されましたね。
今回は「ヒストリック職工」目線で新カードを見ていきます。
私の視点で強そう・面白そうだと思ったコモンやアンコモンが中心です。
◆アンコモン・青
《フラッドピットの溺れさせ》
「瞬速」でマナを構えておけますし、出たときの「麻痺」によって戦場を開けることができるため、全体的に【忍者】系のデッキと相性が良さそう。
職工の【忍者】なら「麻痺」関係の《罠名人のスプライト》も採用圏内なので、下の能力を活かせるタイミングもありそうです。
《亡者の鍵持ち》
攻撃を通すことで「部屋」のドアを開けることができますが、開けるドアがなければフレンチバニラなので、これを採用したデッキは組むのも回すのも難易度が高そう。アンコモン以下の「部屋」は現在13種類なので、この中からアーキタイプの相方を見つけるのが最優先ですね。
《孤立への恐怖》
《コーの空漁師》を彷彿とさせるスタッツと能力を持ちますが、こちらは「唱えるための追加コスト」として手札に戻すため、よりバウンスの確実性が高いのが強み。「部屋」などの唱えなおすことで再度効果のあるパーマネントの追加もありますし、これ自身がエンチャントでもあるので「違和感」の誘発をサポートすることもできます。
《底なしプール+更衣室》
《底なしプール》が「バウンス効果を持つ1マナのエンチャント」という唯一無二の性能を持つので、何らかの活かせる構築がありそう。上記の《孤立への恐怖》でこれを使い回すだけでも強そうです。
時間を稼ぎつつ《更衣室》を開放し、飛行クリーチャーでダメージを通してドローするのが理想的。
《掻き回す頭蓋蟹》
『テーロス還魂記』に収録されていた《神秘の賢者》のほぼ同型。似た性能で2種類のカードがあるので、エンチャントを使ったコントロールのような形でライブラリーアウトを狙うのも面白そうです。
《超常現象分析家》
職工環境で「戦慄予示」がどの程度通用するかは未知数ですが、2/2+手札1枚補充になるのは流石に強いか。回数制限がないのも悪さをできそう。
◆コモン・青
《光霊噴出》
4マナのインスタント2枚ドローは数ありますが、クリーチャー・トークンが付いてくるのはこれが初めて。ドローと防御を同時に行えるため、コントロールデッキでは採用できる余地がありそうです。
《声も出せない》
《証人保護》と比べると、こちらの方がパワーがなくなるのが利点。元のタイプが残って、アーティファクトになるのがデメリットになる場面があるでしょうか。初見の印象だと使用感は良さそうです。
《水中トンネル+泥濘んだ水族館》
両方を組み合わせることで狙ったカードを戦慄予示できるので、そういったシナジーが見込めるデッキに採用するのも面白そう。
単純に1マナのエンチャントとして「部屋」デッキの隙間を埋めるためにもギリギリ採用できそうです。
《食肉用冷凍室+冠水した食堂》
全体的に重めですが、それだけに踏み倒してドアを開放できると強そう。
ただし、どちらもゲームに勝てる効果ではないので、たくさん採用するカードではなさそうです。
◆おしまい
今回はここまで。
ヒストリック職工目線で見る『ダスクモーン:戦慄の館』のコモン・アンコモン(青)でした。ご清聴ありがとうございました。
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