『パイオニアマスターズ』ヒストリック職工目線で見る白のコモン・アンコモン
職工おじさん、はれのちしとどです。
よろしくお願いします。
『パイオニアマスターズ』に収録されるカードの公開されましたので、今回は「ヒストリック職工」目線で新カードを見ていきます。
私の視点で強そう・面白そうだと思ったコモンやアンコモンが中心です。
※引用元:『パイオニアマスターズ』カードイメージギャラリー
◆アンコモン・白
《ギデオンの誓い》
『ゲートウォッチの誓い』からアンコモンになって収録。
職工範囲のプレインズウォーカーはすべて『灯争大戦』のものであり、忠誠度をマイナスする能力しか持たないため、1個とは言えカウンターが追加されると能力の使用回数が1回増えるカードも。
特にマイナス2能力の《覆いを割く者、ナーセット》は2枚目の自身をサーチして入れ替わる前に、きっちり忠誠度を使い切ることができてお得です。
《威圧する君主》
『基本セット2014』からアンコモンになって収録。
相手の攻撃を妨げる「クリーチャーがタップ状態で戦場に出る」能力は職工では初。言わずもがな「速攻」を持つクリーチャーはその良さを失います。
《安全の領域》
『ラヴニカへの回帰』からの収録。
少々重いですが、自分がコントロールしているエンチャントの数を参照して相手の攻撃に制限をかけるので、自身もエンチャントである《知りたがりの光霊》や《樹海の自然主義者》でコストを軽減してあげると使いやすい。
エンチャントコントロールのようなデッキが成立できそうです。
《密集軍の指揮者》
『テーロス』からの収録。
白のダブルシンボルなので多色での採用は難しいですが、白単でも「英雄的」は十分成立するので、クリーチャーの選択肢として候補になります。
《弁論の幻霊》
『ニクスへの旅』からの収録。
お互いの動きを強力に制限するので、インスタントが多いコントロールデッキなど、構築段階でこのカードに合わせておくと相手にのみデメリットを押し付けられて使いやすい1枚。
《静翼のグリフ》
『基本セット2015』からアンコモンになって収録。
戦場に出るクリーチャーが能力を誘発させなくなる、所謂《倦怠の宝珠》を内蔵したクリーチャーで、職工環境ではこの手の能力は初めての到来。
白系のデッキなど「戦場に出たとき」の能力を活かしたデッキは多くありますので、それらに対する強力なメタカードとしてサイドボードで見られるようになると思います。
《鬼斬の聖騎士》
『基本セット2014』からアンコモンになって収録。
黒や赤である呪文の対象にはならないものの、プロテクションではないので能力はしっかり届いてしまい、仮想敵としたい《税血の収穫者》や《波乱の悪魔》などを相手にイマイチ強気に出られないのが難点。
◆コモン・白
《イロアスの英雄》
『神々の軍勢』からアンコモンになって収録。
オーラ限定の軽減能力に加えて、「英雄的」で強化されるきれいなデザイン。本人がエンチャントの枚数に寄与できないのは残念ですが、《金之尾の教練者》などと組ませるとデッキに統一感が出て面白そうです。
《ラゴンナ団の先駆者》
『ニクスへの旅』からの収録。
「Pauper」の【白単英雄的】を古くから支えてきた1マナ域であり、職工においても2種類目の1マナ英雄的生物になります。タフネスが高く火力で落としづらいので、能動的に呪文の対象にしやすいのが美点。
《叫び回る亡霊》
『ラヴニカへの回帰』からの収録。
先日、『ファウンデーションズ(StarterCollection)』で《フェリダーの仔》が収録されましたので唯一ではありませんが、自身の生け贄だけでエンチャントを破壊できる便利なクリーチャー。
◆おしまい
今回はここまで。
ヒストリック職工目線で見る『パイオニアマスターズ』のコモン・アンコモン(白)でした。ご清聴ありがとうございました。
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