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『ファウンデーションズ』ヒストリック職工目線で見る緑のコモン・アンコモン

職工おじさん、はれのちしとどです。
よろしくお願いします。

『ファウンデーションズ』および『ファウンデーションズ ジャンプスタート・ブースター』に収録されるカードの公開されましたので、今回は「ヒストリック職工」目線で新カードを見ていきます。
私の視点で強そう・面白そうだと思ったコモンやアンコモンが中心です。

※本記事はファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。ウィザーズ社の認可/許諾は得ていません。
題材の一部に、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。
©Wizards of the Coast LLC.

ウィザーズ・オブ・ザ・コーストのファンコンテンツ・ポリシーより。


◆アンコモン・緑

《ペラッカのワーム》

唯一レアになったタイミングの『基本セット2019』版しかアリーナに実装されていませんでしたが、今回でアンコモン収録を果たします。
職工の7マナ生物としては様々な先達を抜き去るトップクラスの性能ですし、死亡時の誘発もあるので《骨への血》などを使うリアニメイトでも活躍できそう。


《エルフの再生家》

職工にはすでに《永久の証人》がいますが、出たときに墓地のパーマネントを回収できて、ここまでスタッツが高いのは優秀。攻撃の手を緩めずに後続を用意したいデッキにサポーターとして数枚入れてみたい性能です。


《エルフの大ドルイド、ダイオヌス》

若干重めの4マナではありますが、マナクリーチャーだらけのエルフにおいては召喚すること自体は苦にならないでしょう。定着後はマナ能力を持ったすべてのエルフが、1ターンに2回マナを出せてサイズが上がる、という常軌を逸した状況を作れます。強い。


《タジュールの語り部、スティーナ》

戦場に出たときにライブラリーから土地を出せるカードがそもそも少ないので、他のメリット能力も加味して選択肢として十分アリ。
攻撃時に手札に土地を戻す能力を活かして、土地の能力の再利用や「上陸」との組み合わせが面白そうです。


《フィーリーズ団のブラウリオス》

土地の数に応じてサイズが上がるため、攻撃するたびにカードを1枚引く能力が強力。緑であれば土地の数を伸ばすのも容易ですし、サイズを活かせば同様のドロー能力を持つ《大胆な盗人》では叶わなかった積極的な攻撃が行えそうです。


《光り葉の将帥、ドゥイネン》

『マジック・オリジン』のレアからアンコモンになって再録。
現状、職工にエルフのロードは《傲慢な完全者》しか存在していないので、4マナのレジェンドとは言え、ギリギリ入る余地はあるかもしれません。


《原始の伝令》

小さくなった《原始のタイタン》。
出たときに1枚、攻撃するたびに1枚、基本土地をライブラリーから出せる能力で、職工環境で使う分には十分な性能に思えます。


《揺らし歩きのケラトプス》

ビビアンも驚く脅威のスタッツ。
ここまで大きければ大抵のクリーチャーは一方的に押し潰すことができますが、チャンプブロックを許してばかりでは勝てませんので、《巨怪の怒り》や《無鉄砲》などでトランプルを付与したり、《ドスン》を併用することで相手のライフへ高いパワーを通していきたいところ。


◆コモン・緑

《キヅタ小径の住人》

緑でコンボと言えばこれ。《小走り樫》や《獣群のベイロス》と組み合わせて、緑単で無限トークンができる要注意の1枚です。


《ツカタンのサリッド》

死亡時の誘発でトークンが出る貴重な緑の1マナ域。
湿地帯のグロフ》を使いたいときの相方として強いので、緑のアグロで雰囲気を変えたいときに良さそう。


《不屈の自然》

「ランパン」の略称でおなじみの土地加速呪文。
これまでも《北方行》や《中心核の瞥見》などの派生カードは使用できましたが、ようやくこのカードも使用可能になりました。


《勇往邁進》

土地事故を防止しつつ、不要になったらコンバット・トリックになるのが便利で、更にインスタントなのが強力。こういう新規カードを『ジャンプスタート』で入れてくるので油断ができません。


《哄笑するこそ泥》

トランプルなどのダメージを通すための能力はありませんが、4/4/3・護法2の時点で割と強め。上手に「陰鬱」を達成できれば討ち取られづらくもなりますので、除去が多めの構築にするなど活躍できる土壌を作ってあげるのが大事そう。


《待ち伏せる狼》

追放できるのは1枚のみですが、攻撃の手を緩めずに墓地対策をしたい場合には候補。瞬速付きの3/4/2も職工では2枚目。


《放牧の林鹿》

カザンドゥの蜜壺虫》より1マナ重いかわりにライフゲインも1点多いのが強み。《ジャディの横枝》が不在の職工においてはまだまだ活躍の場がありそうです。


《森林の主》

味方のビーストに反応してカードを引ける、調整版の《ワイアウッドの野人》。「ビースト」であるクリーチャーはそれなりに数が揃っていますし、上で紹介した《獣群のベイロス》のコンボと組み合わせると無限ドローも可能に。かなりコンボ向けの能力ではありますが面白いカードです。


《眷属のレインジャー》

3/3/3・トランプルの安定したボディに加えて、後続の展開によってパワーが上がる能力を持っており非常に攻撃力の高い1枚。「反復」を持つ《吠え象の群れ》は2ターンに渡ってパワーを上昇させてくれるので好相性。他のトークンを生成するカードとの組み合わせも強そうです。


◆おしまい

今回はここまで。
ヒストリック職工目線で見る『ファウンデーションズ』のコモン・アンコモン(緑)でした。ご清聴ありがとうございました。

職工フォーマットで遊ぶための拠点にDiscordサーバーもあります。よろしければこちらからご参加ください。対戦会もやります。

全体的に安定感重視の追加カード。

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