『パイオニアマスターズ』ストリーマーイベントを経て 感想やデッキ構築、ドラフト編
職工おじさん、はれのちしとどです。
よろしくお願いします。
今回はウィザーズ・オブ・ザ・コースト様主催のストリーマーイベントにご招待頂いて参加しましたので、いち早く『パイオニアマスターズ』の環境に触れた感想などをお伝えできればと思います。
※本記事はファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。ウィザーズ社の認可/許諾は得ていません。
題材の一部に、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。
©Wizards of the Coast LLC.
◆はじめに
前回の『ダスクモーン：戦慄の館』から引き続き、ストリーマーイベントにご招待頂きました。ありがとうございます。
ストリーマーイベントとは、新セットのプロモーションとして行われる世界規模の試遊会で、現在はライブ配信や動画配信をしている所謂「ストリーマー」が中心に招致されています。ドラフト、シールド、構築戦の３種目に参加することができ、今回はより「パイオニア」に近づく構築環境と、再録セット特有のパワーあるリミテッド体験が売りのようです。
では早速ですが、次項より今回は「ドラフト」で対戦した感想をお伝えいたします。機会があれば「エクスプローラー」の構築についても触れます。
※ライブ配信のアーカイブもあります（YouTube）。
第１部（プレミアドラフト）
第２部（エクスプローラー）
第３部（職工）
◆ドラフト各色の印象・感想
今回はスタートの深夜３時頃から朝８時頃まで「プレミアドラフト」にて５回ほどドラフトから対戦までを体験できました。
初回のデッキを残し忘れるというミスをやらかしましたが、残り４回分は画像もありますので、そちらも一緒にご紹介いたします。
２回目 緑白
《ガラク》と《リンヴァーラ》を拾えて、あとはマナ加速するだけだなと思っていたのに、蓋を開けてみると間に合わない。６マナのレアを出しているヒマがないという有様。
緑白は《イロアスの英雄》がコモン、《ロクソドンの強打者》がアンコモンで収録されていてアグロ性能が高く、緑のスペルも格闘など対象を取るものが多いので、軽量の「緑白英雄的」のかたちを目指した方が安定するかもしれません。
３回目 赤白
１回目、２回目と遅めのミッドレンジにして失敗しましたので、あえて極端なピックをした３回目の赤白ヒロイック。１マナに《ラゴンナ団の先駆者》《僧院の速槍》、２マナに《イロアスの英雄》《マキンディの滑り駆け》をそれぞれ配置して、それを大量のコンバット・トリックでゴリ押しする発想のデッキです。
これに関しては、かなり安定して勝てるポテンシャルを感じました。
スペルに関しても《軍部の栄光》《巧みな機動》《ドラゴンのマントル》《槌の一撃》とコモンで揃うので結構終盤までピックできる可能性がありますし、コモンが多いので赤白を組んでることにすら気付かれないかも。
４回目 ５色門
《門破りの雄羊》がいたので思いつきで始めた５色門です。《雄羊》２枚、《アーチ道の天使》《ギルド会談》《燃え立つ門》に加えて、ギルド門は１０枚も取れましたが、とにかく土地をタップインする時間がつらい。
大真面目にやるとしたら、ベースは赤緑で火力をしっかり取りながら、《ギルド会談》の青と《アーチ道の天使》の白だけを散らして、《門の巨像》も欲しいですし、全体火力はレアの《光輝の炎》まで加えて２～３枚は取れてないとアグロに走り切られる前に流すのは難しいと思います。アンコモン中心の構成になるのもドラフトでは難易度高め。
５回目 白青緑
最後にタッチカラーをした３色を……と思ったらカードが足りなくなってガッツリめの３色デッキになってしまったバントです。おそらく、《テューンの大天使》から入って《ギデオン》まで取れたことを活かして、白青ないし白単気味のアグロ構築にしていれば安定して勝てたと思います。
とにかく、ギルド門や《進化する未開地》で土地をタップインしている時間が勿体無い。こっちが土地をタップで置いている間に、対戦相手はクリーチャーをタップして殴ってきます。その差は歴然です。
◆ドラフト全体の雑感
全体的な印象のまとめです。
「ギルド門」と《進化する未開地》があって色が安定するうえに、なんならタッチカラーを含む多色化が容易なので、どっしり構えたミッドレンジ的な速度感のデッキを組みがちでしたが、
それは「ギルド門」が強い土地ではないので積極的には取られず、かつ、３ターン目辺りから積極的に殴りたい早めの環境なので土地のタップインをしたくないという周囲の思惑から、どんどん押し付けられた「ギルド門」を「色が安定する！」と惑わされてピックしてしまった結果でした。
個人的には、白に英雄的を持つクリーチャーが寄っていることもあり、白系のコンバット・トリック多めのアグロが今回は勝ちやすいのかなと思います。再録セットであること、コモン＆アンコモンに格下げされたカードの収録もあって、軽いカードがとにかく強い印象です。
◆おしまい
以上、『パイオニアマスターズ』ストリーマーイベントを経ての得たドラフト戦への感想でした。
近いうちに、専門外ではありますが「エクスプローラー」の構築で触ったデッキの感想についてもお伝えできればと思います。
ご清聴ありがとうございました。
普段はコモン・アンコモン限定構築の「職工/Artisan」で遊んでいます。
職工フォーマットで遊ぶための拠点にDiscordサーバーもあります。よろしければこちらからご参加ください。対戦会もやります。
