良いサービスってどうやって作るの? サービスデザイナーの視点の磨き方👀
こんにちは。WHITEのサービスデザイナーの伊東です。
WHITEでは、物事をさまざまな視点から捉えてる目を養うため、また属人化しがちなデザインのノウハウを言語化して人に伝える能力を高めるために『Pechakucha』という取り組みを行っています!
Pechakucha とは?
Pechakuchaは、日本を拠点とする建築事務所クライン・ダイサム・アーキテクツの代表であるアストリッド・クライン(Astrid Klein)とマーク・ダイサム(Mark Dytham)によって考案された、プレゼンテーションの手法です。各講演者は、1枚あたり20秒で自動的に切り替わるスライドを20枚使って、自分の作品の紹介やアイデアの説明をします。
WHITE流 Pechakucha
WHITEのサービスデザインチームでは、このPechakuchaの枠組を借りて「自分が面白いと思ったことを写真に20枚写真に撮って、それについてプレゼンテーションする。」というテーマでプレゼン会を毎週月曜日の夜に行っています。
プレゼンテーターは1回3人、チームメンバーは12人なので大体1ヶ月に1回くらいプレゼンの機会が回ってきます。プレゼンテーターはサービスデザイナーですが、観客としてデザインチームもいれば、PMチームや、広報、ビジネスデザインチームの人など、色んな人が見に来てくれます!嬉しい!
ちなみに、プレゼンの動画を撮影してYoutubeに限定公開でアップロードもしています。そうすることで、当日欠席した人も見れたり、自分のプレゼンを見直して振り返ることもできます。
デザイナーとしての視点や直観を磨くために、「いいな」「素敵だな」「面白いな」「なんでだろう?」って思ったものやその理由を言語化するというのは、過去に読んだいろんな本や尊敬する人たちが口を揃えて言っていることなのでとても良い取り組みだなと思っています。
(就活時期や、社会人1〜2年目のときはこれらをツイッターで発信していたのですが、忙しさにかまけてないがしろにしてしまっていました・・・)
Pechakuchaの内容紹介
ということで!
私が過去5回(計100枚!)プレゼンした中でみんなの反応が良かった写真を20枚くらい、ご紹介してみたいと思います!
▲顔を見なくても、靴を見ただけでどんな人が集まってるかがだいたい分かる。靴はその人を現わすってほんとだなぁ。
▲誕生日に友達にもらったコップを使ってる写真を撮って、友達に送った。「あげたプレゼントを使ってもらえてる」って嬉しいなぁと思ったので。プレゼント周りの「選ぶ」「渡す」「使う」「お礼」とかが一緒になった素敵なサービスが作れそう!
▲天候が悪化して、飛行機が飛ばかったんだけど、JALの添乗員さんのトラブル対応が素敵すぎてJALが大好きになった!トラブルがあったときこそ、ブランドを好きになってもらえるチャンス!
▲「タバコ休憩」ならぬ、「ぺろぺろキャンディ休憩」を流行らせようと運動中!屋上に行って気分転換したり、みんなでおしゃべりしたりしたい!
▲増税に伴って(?) いつのまにか600mlのペットボトルばっかり!600mlのボトルってかさばるし重たいし、量が増えればいいってわけじゃないよね。かといって350mlは少ないし。。。個人的には500mlがちょうどよかったなぁ。
▲お湯を注ぐんじゃなくて、水を注いでレンジでチンして作るタイプのインスタント食品。家で作るときは、お湯を沸かすより水&チンの方が楽ちんかも!
▲香川県の駅のホームで見つけた本棚。電車が来るまで20分くらい時間があるから、その間本を読んで待てるように本棚がついてる。本とも人とも新しい出会いがありそうな仕組み!
▲地中美術館の小学生用のワークシート。アートを見る視点や、見て感じたことなどを書き込める。アートって「見ても分からないから」って大人も嫌煙されがち。子供だけじゃなくて、大人向けにも作って欲しい!ワークシートで、自分らしく、楽しく、みんながアートを楽しめるようになったら素敵!
▲中に入って体験できるアート作品の中で、写真をとる女子2人。写り込んでしまうのが悪いからと、外に待機列ができてしまってる状態でした。うーん。。。どんなひとでもみんなで一緒に楽しめるマナーやルールってなんだろうな、と考えさせられた。
▲"Japanese is that the group is more important than the individual."(日本人は、個人よりもグループを大切にする。)
英語で書かれた「日本の観光ガイドブック」にかかれていた一文。海外からみて日本がどう捉えれらてるかって、気になるなと思った。英語で書かれた日本のガイドブックを読むの面白い。
▲私が私宛にギフトを送った時、メッセージカードとしてレシートの切れ端のような紙に「ギフトをお楽しみ下さい!」ってメッセージが・・・。このメッセージカードなら、メッセージない方がマシなのでは・・・?と思ってしまう悲しい紙。
▲下北沢でどこでもドア見つけた!
▲『天気の子』が良すぎて監督に送ったファンレター。ファンレターよく贈ります。歌手とかYoutuber宛に。デジタルの時代だからこそ、手間をかけて手紙を書いて送るっていう心をこめたコミュニケーションが好き。
▲渋谷の本屋さんのPOP。この伏線の場所や、そこに書いてる感想を読んで、この本を読んでみたくなりました。
▲Tinderのインスタストーリーの広告!Tinderで同性のマルシェデビューの友達探し?!男女の出会いだけじゃなくて、いろんな出会いをサポートするアプリになろうとしてるんだ、とびっくりした!
わたしも、言語交換の友達をTinderで探したりしています。
▲ベトナムのトイレのマーク!この表現は新しい・・・!
▲たたむと初めて見える「たたんでくれてありがとう」の文字。このメッセージが見たくてたたんで捨てるみたいなところあるよね。メッセージが毎回変わったら面白いかも?
▲個包装でメッセージがついたキットカット!「Good Job!」「おつあkレ様」「いつもありがとう」「よろしくおねがいします」などのメッセージを自分で選べんで買えるのが嬉しい!実際に買って、プレゼントしました!
▲最近またボードゲームにはまってます!ボードゲーム、めちゃくちゃ勉強になる!人生の縮図!論理的思考力、交渉力、コミュニケーション力、リソースマネジメント力、空間把握力、戦術と戦略を考える力など・・・!
それもあいまって、仕事でボードゲーム2個作ることに!
以上です!
Pechakuchaをやってみて、定期的にプレゼンの機会が回ってくるので、なんか面白いことはないかな〜と日頃から探すようになったりとか、面白いものを見つけたらとりあえず写真をとる癖がつきました!
仕事の中で時間を作ってプレゼンするのってちょっとコストかかるけど、デザインの目を磨いたり、プレゼンのあとにみんなでディスカッションしたりする時間がとても有意義で面白いです。
もし、いいなと思ってくれた人は、フォローまたはハートボタンを押してくれたら嬉しいです!
2社合同でPechakuchaしても楽しそうだなぁと思うので、もし興味がある人はコメント or 個人的に連絡してください!