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“0”から始まる新時代


コロナ蔓延が起こり、世界中で“自粛”ムードの中経済活動は大きく硬直化しています。
表面上は・・・。
ただ一方で水面下で動いている人たちもいらっしゃると思います。
今回の歴史的な感染病を脅威ではなく“機会”ととらえ、耐えるではなく動くことを選択する。

今後コロナを前提とした、またコロナによって思わぬ気づきや意図しない成果を挙げた企業や産業もあるでしょう。
Web会議は移動や時間的コストを削減でき、また我あれが思っていた以上にコミュニケーションは円滑に行えました。

社会は目まぐるしく変化しています。それはどちらかといえば既成概念の見直しではないでしょうか。

現在多くの企業が行っているのは、賃貸・仕入先からの原料・人件費の根本的な見直しです。
つまり昨年度作った予算案や事業計画は破綻し、作り直す過程で余剰があったものの削減と引き締めが起こっているのでしょう。
Withコロナ時代によって今まで成り立っていた多くのビジネスは再検討されてきています。その価格設定は高くないか?そもそもそれは本当に必要なのか?

この流れによって売り手市場から買い手市場へ移行したということです。つまり今まで売ってきたものは出し渋られ、買ってきたものは安く買える可能性があります。

では売り手は泣きを見るだけかといえば、そうなのかもしれません。事実店舗を経営するビジネススタイルを持つ企業では他企業への出向や解雇という形をとっています。

しかし“機会”もあります。それは“0”の概念を持って行動できるかということです。
例えば今まで10億かけて5社に発注していた仕事を5億で自社が行えたらチャンスですよね。新規の顧客獲得だけでなく、競合の淘汰も行えているわけですから一石二鳥なのかもしれません。これが可能なのは限りなく0に近い削減を提案できたときです。例えば稟議書のデータ化は現在紙で行っているものからデータで行えれば、稟議の手順が0に近い削減が可能です。例えば営業に行くという行為もWeb上で行えれば移動の手間暇で言えば“0”に近い削減ができます。それどころか画面共有機能やその場でデータファイルを渡せる、人数制限も事実上無い(なくなることがあれば)これも“0”となっていきます。

ここで重要なのは“0”にされる側になるのではなく、“0”を提案できるかということです。
“0”にされる側である、交通手段をい提供する交通機関、スペースを提供する不動産などは“0”になるわけですが、“0”を与える側は大きな利益が得られるチャンスでもあります。
またこういった社外の営業だけでなく、社内でもし無駄なことがあれば積極的に社内変革を行うチャンスでもあります。

脅威としてではなく機会をして捉えること。そこには“0”の概念があるのではないでしょうか。

参考とさせていただいた動画です。

https://www.youtube.com/watch?v=aRNt7C5lbbQ&feature=emb_logo