#333：AURORA万年筆レビュー。
※見出し画像は公式様からお借りしました。
魔が差しお迎えしてしまった、AURORAの万年筆。
今回は万年筆レビューのお話。
お迎えした万年筆
AURORA、カイドスコーピオ・ルーチェビアンカ。
限定生産、860本。
キャップにシリアルナンバー入り。
字幅はEF(極細)にした。
AURORAの金ペンは14Kが多いらしく、限定品は18Kのペン先が使われ易いんですって。
軸はアウロロイド。
AURORA特製の樹脂素材らしく、これを削り出して本体を作ってるので柄は唯一無二。
ほんのり本体が透けて見えるのも凄く良い…。
本体はセーラー万年筆のビスポーク(プロフェッショナルギア)と同じくらい。
短いかな〜？と思ったけど、意外と長さあった。
大迷走の字幅
初めての海外製ってのもあって、字幅は迷った。
EF(極細)かF(細字)かギリギリ迄迷い、今回はEFに。
海外製万年筆ってFが国産のМ(中字)相当って一般的に言うけど、個体差も考慮すればそうとも言えないし。
初めてだからある程度の予測も出来なくて。
今回選ぶにあたって、個人ブログやIl Duomoにはかなりお世話になった…。
有り難う御座います。
何時も参考にしてる文房具系YouTuberのHOROMIさんが、AURORAの万年筆の書き心地にイマイチな反応をされてたので実はちょっと気になってた(逆にね/笑)
私の手元に来た子はEFだけど、国産で言うFくらい。
ここら辺は聞いてた話通りで許容範囲…だ、が。
面白い事に紙でめっちゃ字幅変わるよ、この子(笑)
インクフローが良好なもあるけど、バンクペーパー高砂プレミアムに変えた時のこの字幅は最早MF…下手すりゃМあるよ(笑)
追記：
初筆は1枚目の細さだったけど、今は何に書いてもこの太さのまま…なぁんでぇ？？？
書き心地は凄い滑らか。
AURORAはインクフローが渋くサリサリ感強め、下手すりゃ紙に引っ掛かる感覚がすると聞いてたので全然そんな事なくて逆にあれぇ？みたいな(笑)
私がお迎えした子が良個体の可能性もあるけど、書き心地はPILOTの万年筆に近い。
日本に来る前に英才教育でも受けて来られた？(笑)
手持ちの中で1番インクフロー良好じゃないかな…。
インクは吸入式
吸入式だけど、AURORA独自の吸入式。
リザーブタンク付ピストン吸入方式と呼ぶそうな。
筆記中にインクが切れてしまっても、予備のタンクが装着されてるのでA4用紙1〜2枚分の筆記(筆圧やペン先字幅にもよる)が出来るんですって。
ブラックインク付き
ブラックインクがセットで付いてきた。
他社インクは破損が怖いので純正インクは有り難い。
特に海外製は恐らく旅行待った無しなので、2〜3ヶ月は手元に返ってこないとの噂…。
国産万年筆は直ぐにカラーインクを入れてしまうから、ブラックインク使うの実は初めて(笑)
総評
何であんな値引きされてたか未だに謎ではあるけど、届いたのは(恐らく)新品。
破格で店舗のレビューも後から見て微妙だったから、ポチってから届く迄は気が気じゃなかった(笑)
見てるだけでも美しいからうっとりする。
私の手持ちの金ペンの中で一番存在感を放つようになった(笑)
突然の出費ではあったけど、買って良かった。
ここまで読んで下さり有り難う御座いました！
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