2022/6/10HRMOSフューチャーlabレポート
皆さんこんにちは!HRMOSユーザーコミュニティを運営しています、田中と申します。
2022/6/10に実施した”HRMOSフューチャーlab”についてご紹介します!
SaaS事業としてユーザー様からのご意見ほど重要なものはありません。これまでも多くのご意見をいただきながら育ててきたHRMOS採用ですが、これからは更にユーザーの皆様からのご意見、ご要望やこれからの人事に必要なものをディスカッションしながら事業運営していきます。今回はその第一弾だと捉えていただけると幸いです。
HRMOSフューチャーlabとは?
HRMOS採用のユーザー様よりプロダクトやサポートに対するご意見を頂き、今後のサービス開発の参考にしていくことで、人事はもちろん、採用に関わるすべての皆様にとってより良いサービスを作っていくための取り組みです。
参加者
今回はビズリーチ本社の会議室にて「お互いの顔を見合わせながら忌憚のない意見をいただける」という意図でオフラインでの開催とし、弊社からは前 代表取締役社長の多田、HRMOS事業長の古野が参加いたしました。
以下から、筆者の視点で当日の様子をお伝えします。
ご参加頂いた皆様への多田からのご挨拶
多田(前 株式会社ビズリーチ 代表取締役社長)
「改めまして、皆さんお越しいただきましてありがとうございます。HRMOSをリリースして6年になろうとしています。ソフトウェアの領域は競合が多く、撤退する企業が多い中で、お陰様でここまでくることができました。
これは、お客さまがいてのことだと思いますし、ビズリーチ社として全てのプロダクトにおいて、『お客さまと共に』と言っております。
これは「お客さまから頂くお声を、いかにプロダクトに反映していくか」ということであり、まさに社会に必要とされる会社の最低条件である、と思ってます。
今回新たな取り組みということで、忌憚ないご意見をいただきたいです。また、私は営業出身でございますので、どんな意見も受け止めたいと思います。
また、私もいちユーザーとして先ほど面談した内容をHRMOS採用に入力をしていた身でございますので、もしかしたら皆様と一緒になって(事業長の古野に)言ってしまうかもしれません。(笑) 本日はどうぞよろしくお願いします。」
古野からHRMOSのビジョン・ミッション
古野(HRMOS事業部 事業部長)
「株式会社ビズリーチは、HRサービス全体を通して、すべての人が「自分の可能性」を信じられる社会をつくるということをミッションに掲げています。
ビジネスパーソンの方にもそうですし、それを働く場所として提供していく会社の方々、人事の皆さまにも、プラットフォームを通してミッションを浸透できるような世の中をつくっていきたいと考え、展開しております。
「こういう世の中にしていきたい」という想いを掲げたビジョンは、「ヒトの可能性を、引き出せる社会へ」です。
業務システムを提供させていただいてる立場ではあるのですが、我々はやはり未来の仲間になる人たちを会社に迎え入れて、その人たちが輝いていく社会をつくっていくことを支援したい。これが結果的に会社が成長していく原動力だと考えております。
この実現のために、私たちは人事の皆さまのサポートをしていきたい。そのためには、人事データというのは非常に重要になってくると思っております。もちろん業務をしっかり回していくことが大前提です。
その上で一人一人の人をきちんと立体的に見ていくために、人材データを蓄積し、それらがつながっていく人財活用のプラットフォームをつくっていきたいと考えています。
「One HRMOS」というキーワードを掲げながらサービスを展開して来ており、今後も発展させていくつもりです。
ぜひ一緒にこの世界をつくっていただきたいということで、今日はいろんな忌憚ないご意見を頂戴できればと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。」
意見交換会
ここからは実際の意見交換会の様子をお伝えしていきます。サービスの詳細な機能からサポート、そして将来の採用に必要な未来の話と本当に貴重なご意見を頂戴することができました。その一部をご紹介していきたいと思います。
1.現状の機能に対するご意見
現状については満足をしているものの、実務に落とし込んだときにほんのわずかに足りない機能や設定についてのご意見をいただきました。そのわずかな工数が積み重なって業務を圧迫している、経営層とのコミュニケーションにおいて工数がひとつ増えてしまうなど、人事の皆様にとって重要なポイントに気がつくことができました。
2.現状のサポートに対するご意見
皆様はプロフェッショナル人事の方々ですので導入支援や日々のサポートについては大きなご要望をいただくことはありませんでしたが、ユーザーの皆様からすると契約の継続にも社内稟議や工数が発生し、グループ会社や子会社を支援することもあることから現状の支援だけでは不足していることを痛感いたしました。
3.意見交換会について 筆者の感想
意見交換会では、各参加者の皆様から、HRMOS採用の機能やサポートに対してのご意見が止めどなく出てきました。正直、このイベントの準備段階では、「活発に議論が起こるだろうか?」「意見もなかなか出てこないかもしれない」と初開催の会に不安がよぎる時もありましたが、想定以上に大きな期待を込めてのご意見を沢山頂けたことに驚きました。
様々な視点や角度から意見をいただきましたが、HRMOSの進化について多くの参加者の方々から期待されていたのは「採用データ可視化と活用」のためのレポートの進化でした。HRMOSが「データ活用」が人事業務にとって重要であると掲げている事も踏まえ、期待に応えていきたいと感じました。
印象に残っているのは、採用にとどまらず、労務・人事データとの連携も含めて、期待をされているということです。
HRMOS採用含めて展開する、「HRMOSシリーズ」で人事の皆様の期待に応えていくことが必要だと強く思いました。
また、HRMOSへの意見だけでなく、各社の採用状況・体制の共有とそれに対しての利用方法や、社内でのHRMOS継続利用に向けて、生々しい稟議の動きなども話されてました。
参加者の皆様にも熱量を込めてお話しいただき、切実なお声をいただいた事で、多田から「今日の話の中で一番耳の痛い話です。」と声が漏れる場面も。
しかし、現状サービスに不足を感じる部分があっても、未来の進化への期待を含めて、価値を感じているということを現状のサービスへの満足度から話していただく場面もあり、サービスを共につくっていただけるユーザーの皆様にビズリーチ社員一同が感謝の気持ちでいっぱいになる場面もありました。
終了予定時間となっても議論は止まらず、今後もこのような会を開催し、ユーザーの皆様と共につくり、進化させていくサービスであり続けたいと、感じる会でした。
参加後の感想
「HRMOSフューチャーlab」に参加しての感想を、参加いただいたユーザーの皆様からいただきました。その一部を紹介します。
ユーザー参加者の感想
▼ラクスル株式会社:大原様
▼弁護士ドットコム株式会社:佐藤様
▼株式会社グッド・クルー:野村様
ビズリーチ参加者の感想
▼HRMOS事業部長 古野
編集後記
「ユーザーと共に人事の未来を創っていく」として、初めて開催した「HRMOSフューチャーlab」でしたが、意見交換によりたくさんの気づきや学びがありました。何よりも、HRMOSの未来への進化も含めて、ご期待をいただいていることへ嬉しさと、感謝の気持ちが湧きました。
筆者個人としては、HRMOSのミッションにあるように、人事の方々がデータを元に、組織の力を最大化することの施策を実施していくためのサポートが出来るサービスを目指していかなくてはと強く思いました。
また、先日この会に参加していた多田の訃報がありました。
生前、多田はお客さまの声に耳を傾けてサービスを提供していくことに、誰よりも強い想いをもって推進していました。このイベントを企画し、多田に提案した際にも「是非やるべきだ!」と前のめりで実施に賛同していましたし、多田が会の中で残してくれた言葉が心に残っています。
お客様のお声を大切にしていくことは、社会に必要とされる会社の最低条件であると考えています。
また、イベント開催後にも「開発のあの人も参加させたい!」「もっとお客様の意見を深く聞いていきたいという気持ちになった。」と弊社の参加メンバーに話していました。
私たちHRMOSカスタマーサクセスチームはその意志を引き継ぎながらこれからもお客さまと共に人事の未来をつくっていきます。