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Nikon EL2とLeica Q、フィルムとデジタルで見る国立新美術館


特徴的な建築をフィルムカメラで撮ると、デジタルカメラとどのような表現の違いがあるのだろうか?
そんなことを考えながら、国立新美術館を再び訪れた。

以前の記事で、フィルムカメラを持って国立新美術館に写真を撮りに行った話を書いた。


記事の中で、「Leica Qで撮った写真と同じ構図をフィルムカメラでも撮った」と書いたのだが……現像してみると、驚くほどそっくりな構図の写真がたくさん!笑

この記事では、フィルムで撮った国立新美術館の写真をお見せする。フィルムならではの柔らかな雰囲気を、ぜひ楽しんでいただきたい。

今回は、確実に撮影したかったこともあり、絞り優先モードが使える「Nikon EL2」で撮影した。

Leica Qとの比較も楽しんでいただけたら嬉しい。


全てが同じカットというわけではないが、ほとんどが同じ角度や高さから撮影していた。
おそらく、国立新美術館の中で、この特徴的な建築を最も美しく魅せられる構図が、自分にとってこれだったのだと思う。

Leica Qで撮った写真は、建築の隅々までくっきりと写し出され、構造美や建築美が際立っていた。洗練されていて、どこかクールな印象を受ける。

一方で、フィルムで撮った写真には柔らかさがあり、ガラスから差し込む光が優しく空間を包み込むようだった。デジタルのシャープさとは違う、温もりを感じられる仕上がりだ。

建築を通じて、フィルムとデジタル、それぞれの写真が見せる表情の違いを感じられた今回の撮影。

写真の可能性はやっぱり面白いと改めて思った。


フィルムカメラとLeica Qで撮影した同じ構図の写真をInstagramでも公開しています。リンクはこちらですので、ぜひチェックしてみてください!


【使用したレンズとフィルム】


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