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地上からは想像できない空間美


国立新美術館を訪れたら、ぜひ一緒に立ち寄りたい美術館がある。
ミッドタウンガーデン内に位置する「21_21 DESIGN SIGHT」だ。


緑豊かな小道を進んだ先に、低層の外観が見えてくる。
その姿からは想像できない、ダイナミックな空間が広がっている。
建物の床面積の約8割が地下に設計されており、まるで別世界に足を踏み入れたような感覚を味わえる。


この建物は、コンクリート、ガラス、光という素材が見事に調和し、独特の建築美を生み出している。
一見、国立新美術館と似た要素を持つように思えるかもしれないが、実際には全く異なる世界観が広がっている。



建物自体の規模は美術館としては大きくない。
だが、
• 半地下空間に差し込む柔らかな光
• コンクリートに映る陰影
• 天井まで伸びるガラス
• 「一枚の布」から着想を得た鋭角的な造形

これらが絶妙に組み合わさり、空間全体に壮大さと静けさをもたらしている。

国立新美術館とはまた違う、「静けさ」と「洗練」の魅力に溢れた場所。
一歩足を踏み入れるだけで、この空間が持つ特別な美しさを感じ取れることができる。

「国立新美術館」の建築美についても以前の記事で触れている。こちらからどうぞ。



【使用したカメラ】


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