ZOOMの「没入型シーン」を使ってみた(続編)
ZOOMの没入型シーンの話、続編です。
前編はこちら。
ZOOMの「没入型シーン」
仕事ではあまり使う場面はないんですが、
プライベートなちょっとした対話ではいい感じだなと思っています。
こんな感じですね。
焚火を囲って、何気ない話をするという環境整備には、うってつけです。
焚火の写真は、ZOOMのデフォルトにはないので、取り込みました。
通常のギャラリービューだと、参加者がみなこちらを向いている環境になります。なかなかの圧迫感です。正面から向き合っちゃうので、会話がないとにらめっこですね。
没入型だと、同じ場にいる感覚をより強く感じられます。
できれば、カメラを正面ではなく、横向きにすると
焚火を眺めながら、話している感を演出できます。
でも、なにか物足りない。
欲を言えば、動画にしたい。
ホントに燃える焚火をみながら、対話できる環境設定ができれば。。。
昨夜、ちょっとZOOMで話しましょう!という機会があったので、
やってみました。
でも、noteは動画はアップできないんですね。。。残念。。。
やってみて。。。
いいです。
これは、いい!
おススメです。
ただ燃えるだけの焚火を眺めながらの会話。
視線は、自然と焚火へと向かいます。
燃え落ちる薪をみながら、話す。
デジタルの壁をひとつ越えた感があります。
やり方をご説明します。
※このやり方が正しいかどうかは分かりません。
もっと簡単なやり方があれば、教えてください。
まず、好きな動画をmpegで用意します。
焚火とか、キャンプとか、海辺とか、温泉や動物園もいいかも。
僕は、ただ燃えるだけの焚火動画を用意しました。
燃え盛っていた焚火が、80分ほどで真っ暗になります。
燃えつき真っ暗になると、自然とその場もお開きになります。
この「動画没入型シーン」では、ホストは2台のPCを使用します。
1台は、動画背景用のホストPC、もう1台は参加者としてのPCです。
ZOOMのバーチャル背景設定で、その動画をホストPCのZOOMバーチャル背景に設定します。
歯車マークの「設定」から、「背景とフィルター」の
+マークをクリックして、「動画を追加」です。
次に、ZOOMのミーティングを立ち上げ、
「表示」で、「没入型シーン」を選択します。
背景を「マイビデオ」にしてください。
これで、没入型シーンでの動画背景が完了です。
いい感じで、参加者を動画の中で設定してください。
配置場所や大きさも変えることができます。
でも、その場合、自分自身の姿をPCのフロントカメラから撮影すると、
正面向きの自分の姿がドーン!と映し出されてしまい、他の人が隠れてしまうかも知れません。
ホストにしているPCのフロントカメラを、
「カメラの選択」でOFF→他の選択(僕はOBS-CAMERA)にします。
OBSは起動させていないので、何も映らず背景の動画だけがイキになります。
これで、背景動画の周りに、没入型シーンとして、参加者を配置できます。
では、自分自身はどうしましょう?
そこで、もう1台のPCの登場です。
もう1台のPCから参加者として参加するだけです。
この時、PCをちょっと斜めからにすると、
ホントにその場にいるように、いい感じで横顔で映ります。
みなの目線を、焚火に合わせるのがコツです。
一体感がでます(動画が焚火の場合)。
音声は、2台あるとハウリングしてしまうので、注意してください。
以上で、動画を背景にした没入型シーンを活用できます。
少人数での対話やZOOM飲み(もうやっている人いない?)にはピッタリです。
※背景が抜けない人がいることがあります。
ZOOMのバージョンの問題なのか、PCの問題なのか、わかりません。
四角い画面のまま、没入型シーンに配置されます。