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陸平貝塚2023/7

酷暑の中、茨城県美浦村、霞ヶ浦の陸平(おかだいら)貝塚と美浦村文化財センターを訪問。

こじんまりとした文化財センター。
陸平貝塚は、小高い丘の上。そのふもと付近に文化財センターと不釣り合いな大きさの駐車場があります。この駐車場に止めずに、坂を上って文化財センターまでクルマで入れます。さらに、坂道/山道を登っていくと、陸平貝塚までクルマで行けます。

展示スペースは、こじんまりですが、よくまとまっています。遺跡発掘時に、画工が漆喰壁に描いた縄文文様が展示されているのは面白い。
30分もあれば、十分という展示量です。

貝塚の剥ぎ取り展示と、縄文土器が、展示品のほとんどですが、双口土器なども展示されていて、それなりに見ごたえはあります。なぜ、こんなカタチなんでしょう?何を入れて、どのように使ったのでしょう?縄文の面白いところですね。

奥の作業スペースでは、土器制作が行われていました。
地元?のおばさんたちが縄文型土器を作っています。受付で、500円くらいで売ってました(笑)。

貝塚自体は、文化財センターからクルマで1-2分です。歩くと坂道なので、ちょっと大変かも。貝塚の入り口までクルマで入れます。駐車スペースもあります。

貝塚と言っても、草ボーボーで、その片鱗はありません。
案内看板で、おおよその位置は把握できますが、緑濃く覆われ、探索する気にはなれませんでした。マムシに注意の看板もいたるところに!

縄文海進時には、入り組んだ島だった霞ヶ浦周辺のエリア。魚介類にも恵まれ、イノシシやシカなどの動物も捕獲し、海の幸、山の幸に恵まれた環境だったようです。

巨大な貝塚ですが、遺跡展示はこじんまりしています。
しかしながら、文化財センターの展示も丁寧ですし、縄文の空気感を感じられるよい場所でした。


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