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若き日の挫折から学ぶ - 30代40代の視点で振り返る成長の種


皆さん、こんにちは。今日は私の若かりし頃の貴重な経験についてお話しします。

オーストラリアでの挑戦

舞台はオーストラリア。日本語教授法を学ぶため、期待を胸に教室に入ったものの、そこで待っていたのは予想外の光景でした。受講者全員が私より年上で、社会人経験豊富な方ばかり。社会人経験ゼロの私は、正直焦りました。

想像以上に難しかった模擬授業

本当の試練は模擬授業から始まりました。外国人に日本語を教える練習ですが、これが本当に苦痛でした。特に形容詞を教えるのが大の苦手。「おいしい」という言葉を教えるのに、写真を見せたり、ジェスチャーを交えたりと、演技が必要だったのです。

周りの社会人経験者は堂々とこなしていく中、私はうまくできません。言葩が詰まり、演技も下手くそ。他の受講者からのアドバイスの嵐に、心が折れそうでした。

諦めない心が教えてくれたこと

しかし、ここで諦めたらオーストラリアまで来た意味がない。負けず嫌いの性格が活き、必死で練習し、アドバイスを一つ一つ試しました。少しずつですが上達し、なんとか最後まで走り抜けたのです。

30代40代の今、分かること

あれから十数年。30代40代になった今、あの経験の価値が本当に分かります:

  1. 若いうちの失敗は財産

  2. 悔しさは成長のエネルギー

  3. 多様な人々から学ぶ価値

  4. 教えることの難しさと喜び

  5. 諦めないことの大切さ

皆さんへ

30代40代の皆さん、若い頃の苦い経験、ありませんか?当時は辛くても、その経験こそが今のあなたを作っているのです。仕事での挫折、人間関係でのつまずき、新しいことへの挑戦での失敗。これらは全て、あなたを強くする種だったのです。

若い人たちへのメッセージ

今、辛い経験をしている若い人たち。逃げないでください。その経験が、10年後、20年後のあなたを支える大きな力になります。失敗を恐れず、たくさんのことにチャレンジしてください。

そして30代40代の私たちは、そんな若者たちを温かく見守り、支援する番なのかもしれません。自分の経験を活かして、次の世代を育てる。それも私たちの大切な役割の一つです。

今日からは若い頃の失敗を、新しい目で見てみませんか?きっと、新たな気づきがあるはずです。

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