ロックダウン中だからこそ得られたもの
じるです。
パンデミック大変ですね。最前線で働いてくださっている方々、本当にありがとうございます。
コロナのせいで色々な予定が狂い、生活が変わってしまい、残念だし悲しい・・・
予定していたウェディングフォトが撮れなくなった、旅行にも全く行けなくなった。一時帰国もいつできるか分からなくなった。友達に会えなくなった。ベスト4まで勝ち進んでいたのにテニスの試合が中止になった。1年で1番楽しみなイベントであるウィンブルドンが中止になった。パブにも行けなくなった。毎日毎日昼も夜も料理を作らなければならない、家事が増えた・・・etc
コロナのせいで・・・ということを挙げだしたらキリがない。でも、物事って必ず良い面と悪い面の両方を持っていると思っています。だから、よーく考えてみたら、コロナのお陰で出来てきたことや分かったことがありました。
【料理のレパートリーが格段に増えた】
ロンドンでは日本ほどデリバリーを使って美味しいものが食べられる訳ではないし、サービスを利用するのは高いので、基本的には毎日自炊です。外食が出来なくなると「あれ食べたいけど作れるかな・・・?」「時間あるしあの料理チャレンジしてみようかな?」と今まで作らなかったものにも自然と手を出し始め、結果料理のレパートリーが増え、少し自信が付き、さらには料理が楽しいと思えるようになりました。今まではベトナム料理とかは外に行っていたけれど、案外作れる!という気付きを与えてくれたのは、ロックダウンのお陰です。
【自分を自分で律することが出来るようになってきた】
人から言われたり、達成しなければならない目標が目の前にあればそこに全力で取り組める。強制されることは苦ではない。でも、自発的に自分の為に取り組むことが苦手な性格でした。だから、ロックダウンが始まって最初の数週間はだらだらした生活を送っていました。数週間経ったある日突然、「このままじゃいけない!」とスイッチが入りました。それからは、自分のために英語の勉強時間を数時間毎日取ったり、新たな知識を習得すべく取り組んだりと、だらだらせず自分を律して物事に取り組めるようになりました。強制されない中で自主的に取り組めるようになったのは、自分の中で結構大きい変化です。
【心が穏やかになった】
これは人によって違うと思いますが、私はこのロックダウン期間で心が穏やかになりました。基本的に皆家にいるので周囲の人のSNSを見て羨むこともないし、日常で嫌な人や出来事に遭遇して心が荒むこともない。テニスは好きだけどテニス中は自分の嫌な部分も見える。でもその機会もしばらくなかったし、一人の時間が割と好きなので、毎日関わる人は夫だけ、というこの生活は私の心を穏やかにしてくれました。
【自分にとっての「大切な人ともの」の仕分けが自然とされた】
会いたい人に直接は会えないけれど、zoomなどを通してなら会える期間。このような状況下でしばらく人と距離を置いていたら、私にとって本当に大切な人が誰なのか見えてきた気がします。ロンドンに住み始めてから薄々気付いていたものが、より確信的になった感じ。時差がある生活だったり、こんな状況だからこそ、分かったことだと思います。そして、大切なものも見えました。テニスは私にとって予想以上に大切だってことがわかった。正直ずっと大嫌いで辞めたくて、でも辞められないから大学まで続けてきたテニス。でも引退して、しばらく距離を取って、趣味として再開した今、私はテニスが大好きで、テニスでかなりストレス発散出来ていたことを知りました。テニス中の自分が嫌になることもあるけど、やはりテニスは私にとって大事なものだったみたい。
他にも挙げると色々あるけれど、こんな感じでロックダウン状況下だからこそ、出来てきたことや分かったことがありました。その面では感謝ですね。
全ての物事に両面があると思うので、他のことに対しても悪い面ではなく良い面に気付けるようになりたいです。
では、また!
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