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趣味を通して見つけた私の居場所@ロンドン

こんにちは。じるです。前回までの記事へのスキありがとうございます!

前回は、日本人の少ない語学学校を選んだことやその体験について書いた。今回は、私が充実した生活を送れている理由の2つ目「趣味に打ち込める場所」について書いていきたい。

趣味に打ち込める場所を見つけた

イギリスと言えば、様々なスポーツの発祥の地となっているが、テニスもそのひとつだ。あの有名なテニス4大大会の一つであるウィンブルドンは、ロンドン中心地から1時間程のところで開催されている。ウィンブルドンについては過去2年連続で観戦に行っているので、その記事についてはまた追って書きたいと思う。

ここで本題の前に少し、私の生い立ちについて。

私は幼少期にテニスを始め、かれこれ20年以上続けている。大学までの人生のほとんどをテニスに注いできた。その為、ラケットなしの旅行は、テニスを始めて競技テニスを引退するまで、ほとんど経験がなかった。(県外や海外に行くのは旅行ではなく、基本テニス絡みの遠征だった。)

そして、社会人になってからは、趣味としてのテニスに加え、ヨガやジムなど様々な運動でストレスを発散していた。だが、渡英してからは、運動はしたいけれど英語が出来ない為にジムの入会手続きすら怖くて行けず、もちろんテニスをする環境も作れなかった。その結果、環境の変化、孤独感に対するストレスを発散する場はなく、1人の時間も長いので無駄にあれこれ悩み、ストレスは溜まっていく一方だった。

ある日、「この生活には耐えられない・・・!」となり、英語力もないのに近くの公園にあるテニスクラブに行ってみた。そして、拙い英語で「テニスをしたい・・・」と伝えてみた。そして、「こいつそこそこ打てるな」という感じで受け入れてもらえた(笑)

さらに、そこで人に恵まれ、ダブルスの大会に誘ってもらい、そのうえ公園ではなく、きちんとしたローカルの素敵なテニスクラブを紹介してもらった。

そして、基本全員ローカルの人たちが集まっている上記のテニスクラブに入会したのだが、ここがテニスだけでなく英語の面でも最高の環境だった。

レベル別に分けられたチームごとの練習会と、毎週末の試合。クラブハウスにはBarがあり、プレイしていない時間は皆でお喋りしている。基本的にネイティブ同士の会話になるので、早すぎてそのスピードに慣れるまでは何を言っているのかさっぱりわからなかった。最初は会話がBGMの様に聞こえていたが、ここで「会話に入れない・・・」と、めげないのがポイント。聞いているだけでもリスニングの良いトレーニングだ。そして、めげずに毎週末通えば仲良い人たちも増え、話す機会もどんどん増えてくる。だから、コミュニケーションを取る機会が増え、スピーキングにも慣れてくる。という面で、英語のトレーニングにももってこいの環境だ。

今では週3でテニスクラブに行っては、プレーをしたり一緒にワインを飲んだりしている。余談だが、イギリスでは多くのテニスクラブは年会費なので、行く度に都度お金を払うことはない。言ってしまえば、行けば行くだけ得だ。だから、暇さえあればテニスクラブに通っている。

そして、素敵な人と環境が整っているこのテニスクラブは私の大好きな場所になった。大好きで落ち着く場所が家以外にも出来た。

こうして職場はなくても、自分の居場所を外に作ることが出来たことで、「普段何してるの?」と言う質問への回答も明確になり、それによって悩みも減り、孤独を感じる機会もほとんどなくなった。

この経験からの学びは

・英語が出来ないからと殻に閉じこもるのではなく、チャレンジしてみれば素敵な出会いがあるかもしれないということ。

・趣味が同じという共通点があれば、仲良くなれるということ。(テニスという共通の話題があるので、話が始まりやすい)

・めげずにトライし続けることの重要性。

ちなみに、テニスクラブには初心者から上級者まで様々なレベルの人たちがいるので、テニスしてるけどそんなに自信ないな・・・という人にも、もちろん素晴らしい環境だと思う。

次回は、「色々なことへのチャレンジ」について書いていきたいと思う。

最後まで読んでいただきありがとうございました。では、Have a good day!

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