新成人に祝杯を
運転なんてできなくてもいい。お酒だって飲めなくていい。何も知らなくていい。
幸せにしてあげたい。初めてそう思った。
本当に本当に本当に、大好きだった。心の底から好きだった。誰よりも好きだった。
私ならもっともっともっと、愛をあげるのに。そう思っても、あの人が選んだのは私じゃなかったのだ。
新成人に祝杯を。
これから大人になっていくきみへ。
何も知らないままでいてほしいけど、必ず知る時が来る。
理不尽な世の中を見てしまっても、荒波にのまれることがあっても、きみはきみのままでいてね。
幸せになってください。
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