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継続的負けず嫌い

2019年10月29日 津山陸上競技場

幼い頃から憧れ続けた選手権予選の準決勝。

0-2

あっけなく負けた。

死ぬほど悔しかった。

憧れた選手権のピッチに三年間で一度も立つことができなかった。

悔しい経験。

それは生きていれば誰だって経験する。

・中学三年間伸び悩み続け、あいつは終わったと思われた経験。

・高一の時、毎試合のようにベンチ外で試合のサポートをし続けた経験。

・高二の時、地元開催のインターハイメンバーから落選した経験。

・選手権で敗退した経験。

・今年、6試合連続でベンチ外登録になった経験。

これまでのサッカー人生では、様々な悔しい経験をし、そのたびに思い悩んだ。

選手権で敗退した次の日の練習。こんなことを一人のコーチに言われた。

昨日の試合を絶対に忘れないこと。悔しい経験はすぐに忘れてしまうんじゃなくて、継続的に持ち続けろ。その気持ちは必ず今後の糧になってくれる。継続的負けず嫌いになれ。

悔しい経験は、すぐにでも忘れてしまいたい。それは人間なら当たり前の感情だと思う。

でも、悔しい気持ちが一番自分を突き動かしてくれる燃料になる。

朝起きるのがしんどいなと思った時も、練習に行くのがだるいなと思った時も、二度とあんなに悔しい経験をしたくないと思うから頑張れる。

「継続」というワードは様々な行動に関する継続を連想させるが、「負けず嫌い」を「継続」することこそが、最も重要なのではないか。

サッカーをしていれば、これからも様々な悔しい経験をするだろう。

その度に、悔しい経験を原動力にして進んでいきたい。

常に「継続的負けず嫌い」の気持ちを忘れずに。

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