下半期はどんな時間が過ぎるのか
うかうかしていたら7月に入ってもう5日も経ってしまった。
七夕、という行事もあるのに、なんだか
日本中(世界中?)のひとたちがそんなささやかなイベントさえも通過してしまいそうでなんだか寂しくなる。
6月から割と通常に近づいた社会の動き、しかし案の定、
感染者はすごい勢いで増えている。
当たり前である。
緊急事態宣言が解除になっただけであって、コロナがいなくなったわけではないし、感染者がゼロになったわけでもない。
きっとみんな頭のどこかで走っているが、自分の周囲においてはない話、と
まさか自分や近しい人が感染者だなんて思っていそうにないのが問題である。
私は飲食と病院と学校、という3つの異なる場所でそれぞれ仕事をしているけれど その対応策もまちまちである。過剰だったり不足だったり、過剰な割に判断が緩かったりと本当に様々だ。
マスクの基準もしたりしなかったり。やはり多くの人が「マナー的に」マスクをしている印象がある。一人で運転してる時にはマスクは必要ない。2人並んで話しているうちの一人がマスクをしてないのにやたらと発言が多かったり、食事の時にやたらと話しかけてる人がいたりと、まあ
いろいろと難しく感じる6月だった。
感染者が増えた。でも緊急事態宣言が出ない。経済が回らないから、としているが、ここも私はどうにも疑問点がある。経済が回って多くの人が死ぬのはいいのか、ということ。確かにじっと何もしないことはよろしくないけれど、街を動かすのならば徹底した消費者の教育をしてこそ、と思う。
お店的には「手指消毒をお勧めしています」「検温お願いしています」「お客様の距離をあけるアナウンスをしています」ということなのだが、万が一それをしない人を咎めているお店は私が知る限りない。また、消毒剤を置く動線が良くなかったりして 手指消毒を求めて群がるそれが良くないとかは、きっとあまり関心がないのだろうなと観察する。
どうしてもネガティブな見方ばかりしてしまうのは申し訳ないなと思いつつ、今日都知事選もあり これからの半年がどう動くのかなと思う。
ウイルス問題はおそらく2年は対応が決まらないだろう。冬にはさらなるニューバージョンが出現する可能性は十分ある。まずは医療崩壊をしないことが一番の願い。ひととき「医療者へエールを」がはやったけれど街が動き出した今はあまりそれに関心を持っている人がいるとは思えない。
では私はどうしていこうとしているのかいえば、できる限りの在宅ワークの構築をしている最中である。外の仕事を少し減らして、そうしている。もちろんまだ仕事になっていない。でもおそらくは昨年までのようなスタイルで仕事をしても、今後は仕事がなくなるのでないかと考えたから。本当はリアル体験主義なのでオンラインは好みではないけど、時代の流れがきっとそうなるから仕方がない。
どうしても人の手が必要なこと以外は、本当になくなっていくだろう。いつかの未来はお店という概念はないかもしれない。それくらい、時代の変革期なのだ。今年の年末の予測がつかない。
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