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禁煙する為にやった事、改めて感じた事

人生で2回目の禁煙が3ヶ月を乗り越えました

とは言っても自分の場合はタバコを吸うことはなくとも、
ニコチン置換療法という事でガムの【ニコレッド】を最初1ヵ月半程使用していました
タバコ自体は3ヶ月吸っていませんが
正確にニコチン接種を止めたで考えると

ニコチンが完全に体内から消えてから現在1か月半
約6週間を経過した感じです。

ニコレッドを使用していた時の初期症状は?


ニコレッドはタバコを吸いたい気持ちを抑えてくれますが、
人によっては我慢できず同時進行でタバコを吸ってしまいます。
(ヘビースモーカー、チェーンスモーカーだと厳しいかもしれません)

一般的な喫煙スタイルの僕でも最初普通に失敗しました。
しかし、説明書に書いてある通りに落ち着いて使用すればタバコへ向かわなくなります。

大丈夫です目を閉じて落ち着いて噛んでいれば、それは慣れてきます

説明書には約30分と書いてありますが
僕の場合ガムを1時間以上ずっと口の中に入れている事が多かったですね。
ガムの中にニコチンが含まれておりますので、スーッとなんか落ち着くのです。

僕の感じたニコレッドの症状は

頭が少しフワーっとする
喉にピリピリした刺激を感じる
胸のあたりが圧迫?ちょっと胸焼けっぽい感じがする(慣れるとクセになる)

こんな感じです
これに慣れればタバコ吸わずともニコレッドへ乗り移るだけの形になってきますというか十分に感じます


説明書にタバコを吸う習慣を排除するためのニコチン置換療法なので3ヶ月以上は服用しない事と書いてあったような気がします。(依存防止の為?)

ニコチン置換療法とは言うものの、最初の10日間位は一般的な禁煙による
離脱症状の頭痛
睡眠障害(興奮状態になりなかなか眠りに入れない)
ボーっとしてしまい集中力欠乏(かなり重度)
落ち着きのなさ

等の症状が僕にはありました
なのでキツイはキツかったです

ニコレッド使用しないで禁煙していたらもっと酷い事になっているかと思うとゾッとします

最初の1週間位はニコレッドを1日6,7個ずっと噛んでましたかね。



ニコレッドを徐々に使用していて感じた変化

最初の1ヵ月程は週単位でガムの個数を減らしながらやっていましたが、
個数が減れば減る程、ガムを噛んでいない時のメンタル的な奥に潜む何かのバランスの保ち方がおかしくなり、
日に日に不安感や絶望感が強く表れるようになってしまいました。(これとは別におそらく手術後の療養期間で参っていた事も関係はありそう)

もしかすると、週単位で急激にガムの個数を減らしていたからかもしれません。
しかし、わずかであってもニコチンを接種しているので
ニコチンが入っている時と無い時の時間の間が長くなるのつれて気持ちのバランスが取りずらくなっているのか、気分の浮き沈み的な反応がもろに出ていたのかも。

この時点でニコチンを完全に拒絶しないとメンタルがヤバいかもしれないと感じ、思いきって1か月半程でニコレッドを使うことを止めました。



この絶望感の正体

恐らくですが、いつも共にしていて常にそこにあったタバコという存在感の大きさでしょうね。

心にぽっかり穴が開いたような気持ちや
頼る物が無くなった感じとか物足りなさ


怒っているときイライラしてるときにタバコがあり
嬉しいとき楽しいときにタバコがあり
集中しているとき考え事をしているときにタバコがあり
泣きたいとき悲しいときにタバコがあり
緊張感や達成感を感じているときにタバコがあり
暇つぶしや気の紛らわしにタバコがあり

考えてみればどんなシチュエーション時もタバコがそこにあり苦楽を共に過ごしてきました。

しかしこれは言い換えるとこの物体へ精神的依存心や妄想を強くさせてきたのかもしれません。

よく分からんのですがニコレッドではこの【共に過ごす】という錯覚の代わりにまではならなかったのでしょう。

タバコとニコチンがセットだったという事が良く分かりました。

タバコをくわえて煙を吸って吐き出す

ニコチンの作用とこの様な行為に酔いしれていたのかもしれません
何かに依存する、とは恐ろしいものですね。



ニコチンがない状態になってからの変化


タバコを止めた時のような強烈な喫煙欲求はニコレッド止めた後では起りませんでした。

しかし離脱症状的な強烈的に頭がボーっとする感じは10日程続き(煙草からニコレッドへチェンジした初期時もあります)常に感じる強烈な不安感や絶望感も少しずつ解消されてきてはいるものの6週間程経過した今現在も毎日ではないですが、結構おきています。
どちらかというと絶望感の方がやや強めに出てきます。

常に前向きになれていないので一番欲していた演奏時や編集時に無意識にタバコを欲するのが怖くなってしまい、音楽制作もなかなか出来ていません。

長年の依存のパワーは恐ろしい。

期間としては長いかもしれませんが
僕は交代勤務の仕事をしているので自律神経的なバランスも一般の人とは異なるのかもしれません


とは言いつつも身体的な変化も多少感じます

一番感じていることは、腹を下す事が全く無くなりました。
ニコレッドを使っていた時も以前と変わらずにしょっちゅう腹を下していたので、自分は腹が弱いと思い込んでいましたが
タバコ、いや、ニコチンが原因だったんだなと改めて分かりました。
胃腸が少し改善されたのが良かったのか、日々身体が疲れ難く感じます。


寝起きはタバコ吸っていた時より酷い
なかなか起きれない
寝起きが一番絶望感が酷い
あの何とも言えない絶望感

この様に身体への変化が多少なりとも改善されている事に喜びもありますが、メンタル面がこんなに落ち込むとは思ってもいなかったので、正直なところ身体的な影響より精神的な影響の方が今の僕にとってはキツイはキツイのでやっぱり喫煙していた方が良かったんじゃないか
と、まだ悪い方に考えがちになります
この様な変化って10年前の1回目の禁煙では感じなかった事でした。
(と思い込んでいたのかもしれないが)

今回の禁煙は物事の見え方感じ方がモヤっとしてしまい段々と変わってしまった事がなんか気持ち悪い
何故なんだろう年齢的なものもあるのですかね


3ヶ月とはいえ禁煙生活は始まったばかりですからね


なかなか絶望的な気分が続いて本当にウザいですが少しずつでも改善していけば良いなと願うばかりです。


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