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中小企業の9割が知らない応募者体験(CX)の大切さ

「最近、求職者の質が落ちていませんか?」

このような話をよく聞きます。

売り手市場と呼ばれる昨今、
求職者は他にいくらでも仕事がある

そう思っている
と感じるのでしょうか?

「いいえ、違いますよ。」

私は断言できます。

求職者の質よりも先に

自社の採用活動の品質が
他社より劣っているかも?

と、採用活動そのものを
見直す機会として頂けたら幸いです。

今回は、採用のキーワードの一つ
CX(キャンディテイドエクスペリエンス)
の重要性をお話します。

まず、CXとは?
応募者体験」を意味しており、
企業を認知してから、選考過程を終えて
入社するまでの一連の過程を指します。

その中でも
中小企業が犯してしまう
よくある間違いの代表例である

採用活動の「環境」が整っていない

これが特に重要なため
今回は深く掘り下げてお話します。

上記の「環境」が指す意味は

応募に至るまでの過程
応募後、内定受諾までの過程
に分かれ、
応募者の満足度」と定義します。

①応募までの過程
いくつか参考になる話を
過去にも掲載しているので以下をご参照ください。

次に、
応募後、内定受諾までの過程
について解説します。

以下のチェックリストに該当する項目が
あれば、改善を強くお勧めします。

  • 応募後の返信が遅い(20分以上)

  • 面接までの日数が長い(アルバイトなら3日以内、正社員なら7日以内)

  • 面接後の返信が遅い(アルバイトなら翌日、正社員なら3日以内)

  • 面接会場が汚い、または雰囲気が悪い

  • 面接官が自分の役割は「見極めることのみ」と勘違いしている

  • 応募後、求職者の体験の中で志望度が高まる仕掛けがない

私の体感値ですが、
全部できていない企業すら
多いのではないでしょうか?

大企業はこの問題を
ATS(採用管理システム)を導入して
解決をしてきました。

無料、あるいは有料でも安価で
高機能なシステムは存在しますので、
いくつかリンクを張っておきますね。

自社の採用課題を解決する手段として
有効に活用してみてください。


最後に、
ATSでは解決できない問題が以下の3点です。

  • 採用面接会場が汚い、または雰囲気が悪い

  • 面接官が自分の役割は「見極めることのみ」と勘違いしている

  • 応募後、求職者の体験の中で志望度が高まる仕掛けがない

これは自社の社長が
採用をどう位置付けているかに左右します。

採用は企業の最重要課題です。
その意識がないと知識だけ得たとしても
真の応募者満足を体現することは難しいでしょう。

次回、詳しく解説します。

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