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HR Buddy研究所のnote始まりました。

ご挨拶

一般社団法人HR Buddy研究所の代表を務めております、佐藤と申します。
この度はnoteを開始するにあたり、私自身の自己紹介や団体の概要、そして今後のnoteの方向性についてお伝えしたいと思い、この記事を執筆しました。

これまでのキャリア

まず、私自身のこれまでのキャリアについてご紹介します。
私は新卒でアクセンチュアに戦略コンサルタントとして入社し、主に金融機関向けのプロジェクトを担当しました。その後、娘の誕生に伴い1年間の育児休暇を取得し、復職時に「人材育成に携わりたい」という気持ちから、希望してアクセンチュアの人事部に異動しました。

人事部では中途採用、新卒採用の責任者、人事戦略と幅広い業務を担当しました。しかし当初は「他社もやっているから」「これまで続けてきたから今年も」といった慣例や流行りで意思決定することに疑問を抱く場面も多くありました。そこで、データ分析に基づく採用戦略を提案し、結果として多くの成果を出すことができました。

また、人事部での業務と並行して、慶應義塾大学大学院に進学して組織デザインの研究を行い、修士号を取得しました。その過程で研究の道をさらに究めたいと思うようになり、アクセンチュアを退職。慶應義塾大学大学院で教員としてのキャリアをスタートし、博士号を取得した現在は、システムデザイン・マネジメント研究科にて研究・教育活動を行っています。

HR Buddyの紹介

HR Buddyは、もともと私がアクセンチュア時代の2016年に立ち上げた「人事担当者の学び合いコミュニティ」から始まりました。その後、2023年に研究者の仲間を加え、さらなる「学び合いの場」を目指して、一般社団法人HR Buddy研究所として法人化しました。 

HR Buddy研究所の設立目的のひとつには、若手研究者のキャリアや経済的課題の解決があります。優秀な研究者であっても、任期付き雇用の問題やキャリアの不安定さに直面することが少なくありません。そのような課題を解決しつつ、企業の人事・組織領域の課題解決を目的とした研究機関として、エビデンスベースのアプローチに基づく分析や人事施策の支援を行っています。メンバーの多くは修士号・博士号を取得した研究者です。 

また、HR Buddy研究所では、以下のような活動を行っています。
・企業の人事・組織課題に関する研究・分析
・セミナー講師派遣・研修プログラムの実施
・調査レポートや記事執筆

 なお、「HR Buddy」という名称には、
1.企業の経営者や人事担当者
2.HRサービス企業
3.研究者
がパートナー(Buddy)として協力し合い、互いに学びながら実践へとつなげる、という理念が込められています。

note記事の狙い

HR Buddy 研究所では、所属する研究者が学会で発表した研究成果をより広く社会に発信し、企業の現場での実践を促進することを目的として、note記事の執筆を進めていきます。

この取り組みの狙いは、大きく以下の3点にあります。

1. 研究成果の社会実装を促進
学会発表された研究は、アカデミックな場では評価されますが、企業の現場で活用される機会は限られています。研究成果を分かりやすく整理し、noteを通じて発信することで、企業の経営者や担当者にとって有益な知見として活用されることを目指します。

2.統一フォーマットによる理解促進
読者が継続的に学べるコンテンツとするため、記事のフォーマットを統一し、研究成果の理解を容易にする工夫を行います。

3.図解を活用した直感的な理解
研究成果をテキストだけでなく、視覚的に伝わる図解とセットで発信することで、より直感的に内容を理解できるようにします。特に、データや理論の可視化を行うことで、実践に結びつきやすい形で研究成果を提供します。

今後、HR Buddy 研究所のnote記事を通じて、研究成果の社会実装を支援し、企業の人事・組織課題の解決に貢献していきます。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします!

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