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無料のESLクラスってどんな感じ? | 30代のアメリカ生活
どうも、留学1年・海外駐在1年を経ても英語ペラペラには程遠い、万年英語学習者のHaruです。
昔っから大人しい、消極的、内向的と言われ続け、日本語でも無口な方なのに、英語で会話するなんてさらにハードルが高い。
「あ、あの話しようかな、でもこれって英語でなんて言うんだっけ、まあいいかやめよ。」で終わるタイプの人間です。
しかしながら留学も駐在も経験があるとなると、たいして話せないといっても謙遜しているだけと思われるし、英語を使う仕事を任される機会も増える。休職前は在米のグループ会社とのミーティングで本社側所属部署を代表して喋らされていましたが、毎回ドキドキで事前に想定問答まで含めてカンペを用意していました。(任せてもらえるのはありがたいことです。)
そんな中再度やってきた数年間のアメリカ生活というチャンス、これを逃すわけにはいかない。しかしアメリカに住んでいるからと言って当然自動的に英語が喋れるようにはならない。
というわけで、近くのコミュニティカレッジで開講されているNoncredit ESL Course(無料のESLコース)に通学することにしました。
※ESL: English as Second Language、第二言語としての英語
わたしが通うコミュニティカレッジのNoncredit ESL Courseへの通学はざっくり以下の流れです。
メールでアプリケーションを送付
オンラインのモジュールを受講
カウンセラーとの面談
説明会とレベルチェックテスト
通学開始
とっても簡単に申し込みができるのですが、無料のクラスということで参加希望者が多く、面談を受けるにも、テストを受けるにも、クラスに参加するまでも数日~数週間待つ必要がありました。
とにかく早く参加したかったのでカウンセラーにたびたびメールで状況確認をしたところ、幸いテストのキャンセルが出たり、レベルを上げることでクラスに空きがあったりと、申し込みから約1か月で通学を開始することができました。
ちなみにクラスは初級、中級、上級の3レベル。初級はアルファベットや数字から学ぶそうです。
日本人であれば知識としては問題なく上級に入ることができると思いますが、先生の授業が理解できる程度にリスニングができること、クラスではペアワーク・グループワークが多いので会話もある程度できる必要があることを考えると中級から参加する方も多いみたいです。
わたしは上級クラスに参加していますが、ESL参加する必要ある?っていうぐらいペラペラに聞こえる生徒もいれば、ある程度話せるけれどもわりと考えながらゆっくり話していたり文法はそこそこだったりという生徒もいます。
また、アメリカに来て数か月という人もいれば、すでに10年程になるという人も。人種はかなり様々で、南アメリカ、ヨーロッパ、中東、アジアと幅広くあまり偏りなくいますが、アフリカは今のところ聞いたことがないかもしれません。当然これは住んでいる地域によると思います。
1つ特徴としては年齢層は高め、そして比較的女性が多いです。大学や学費のかかる語学学校ではなく無料のクラスなので、留学生などではなく、移民や駐在者の家族が多いことが理由かと思っています。
授業内容はリスニング、スピーキング、ライティング、リーディング、ボキャブラリーと様々設定されているのですが、先述のようにどのクラスもペアワークやグループワークが多く、たくさん話す機会があるのが良いところで、正直どのクラスが何の授業なのかわからないぐらい。(わたしがぼーっと授業を受けているせいというだけかもしれない。)
人種もあまり偏りがないので授業中に母語で話している人も少ないように感じます。
授業中は積極的に発言する人、しない人様々で、どんどん先生に質問をする人もいれば、先生から音読を当てられても断る人もいます。
「日本人はあまり発言をしない」というのはよくあるイメージだと思うのですが、それでも当てられたら答える人がほとんどだと思うので、この「断る」というのはとても新鮮でした。
幸いすぐに生活範囲が近い知り合いができたので、授業の後に一緒に帰ったりインターナショナル向けの団体やイベントを教えてもらったりできて、ESLに通い始める前より充実している時間が増えたなと思います。
授業は平日ほぼ毎日、午前中いっぱい3時間ある(どの授業をいくつ取るかは自分で選べます)ので資格の勉強をする時間は少し減ってしまいましたが、出産後はしばらく通えなくなると思うので、今は英語に力を入れようと思っています。
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