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カリフォルニアで運転免許を取得! ①筆記試験の勉強&受験について | 30代のアメリカ生活

わたしの住むカリフォルニアは車社会で、車の運転ができるかどうかで生活の利便性が大きく変わります。

観光名所や学生の多い地域を回るバス(Hollywood、Santa Monica、Westwoodあたり)は比較的問題なく乗れるようですが、それ以外の地域のバスや地下鉄、治安の良い地域でも夜はなるべく避けたい。

アメリカの中でも州によっては申請のみで日本の免許証(国際免許証も取得)から州の免許証に切り替えができるようですが、カリフォルニアは運転難易度が高い(交通量が多く、運転も荒い人が多い)せいか、日本の免許+国際免許証や他州の免許証を持っていても改めて筆記試験、実技試験を受けてカリフォルニア州の免許証を取得する必要があります。

※短期の滞在者、観光者はこの限りではありません。

ということでカリフォルニア州の免許証を取得すべく動き出しました。


免許取得の流れはこんな感じ。

  1. 筆記試験(知識テスト+標識テスト)を受験

  2. 仮免許を取得

  3. 実技試験を受験


今回はこのうちの筆記試験までの流れを書いていこうと思います。




免許証取得の申請

筆記試験はDMV、またはオンラインで受験が可能ですが、受験前にまず免許取得の申請が必要になります。

DMVのWebサイト > Driver‘s License & ID Cards > Apply for DL/IDと進んだ先の「Start Application」から申請を開始します。

ここでアカウント登録をすると、筆記試験の受験と必要書類の提出に関するメールがそれぞれ届きます。

書類の提出は必須ではないですが、事前にオンラインでアップロードしておくことでDMVでの手続きに必要な時間が短縮されるようです。わたしは筆記試験受験の前に必要書類の提出を済ませておきました。

必要な書類はこちら。
・Proof of Identity 1つ
 (パスポートやグリーンカードなど)
・Proof of California Residency 2つ
 (公共料金の請求書や銀行の契約時の書類など、住所と氏名の記載があるもの)

スマートフォンなどで写真を撮影して提出が可能です。提出からしばらくすると書類の事前の提出が承認されたよ!という感じのメールが届きます。

わたしはIDの表・裏を提出しなければいけないところを間違えて表を2回提出してしまったのですが、特に問題なかったです。どちらにせよ当日DMVで原本を提示するからかも?


筆記試験の勉強について(2時間程度)

わたしはこちらのサイトの問題集を1巡、間違えた問題だけ2巡目をして筆記試験を受験しました。

※とはいえ知識試験はちょっとギリギリでした。心配な方は一通り2巡、間違えた問題は3巡目をするか、このあと記載する公式ハンドブックを見ておくと良いかもしれません。

ちなみに1巡目で8割ぐらいは正解できていたと思います。日本の交通ルールを理解している、かつ、アメリカでは右車線走行ということが頭に入っていれば初見でもわかる問題が多いかなという気がします。

実際の試験も日本語で受けられます。
時々日本語訳がおかしく意味がわかりにくい問題がありますが、大体の問題は理解できるのでそこで点が取れれば大丈夫。

知識試験(文章問題)と標識試験の2種類があるのですが、標識試験は英語が読めればわかるものが多いです。

筆記試験としては上記の通り問題集を1〜2巡すれば解けると思うのですが、実際に安全な運転をするとなると、正直もう少しルールを理解して頭に入れておいた方がいい気はします。

公式に出ているハンドブックがあるので、実技試験の前にこちらも見ておくつもりです。

実際筆記試験でも、間違えた問題はハンドブックの該当箇所が表示されるようになっているので、運転ルールは基本的にこのハンドブックで学習ができる(すべき)ということだと思います。


筆記試験の受験と結果

筆記試験はオンラインで受験しました。
オンラインで受ける場合は、事前にオンラインで受験料の支払いをします。(DMVで受験する場合は受験当日に支払い。)

オンライン試験の受験可能時間は平日の朝8時から午後4時まで。カメラ搭載のPCが必要になります。

受験中はカメラ・マイクオン、スクリーンを共有、離席不可となるので、一人で静かな環境を作るのが難しい方(ネット環境が自宅にない、小さなお子さんがいる)の場合はDMVで受けるのがいいかもしれません。

最初にDMVプロクターというようなアドインを設定する必要がありますが、画面表示に従ってインストールをすれば簡単に設定可能です。

また、受験開始時にPCで自分の顔、およびIDの撮影が必要になるので、撮影可能なように手元に準備をしておいてください。


筆記試験は3問までパスが可能(間違いにはカウントされない、同じ問題を2回パスは不可)、間違いすぎると不合格(何問とは記載がないのですが、噂では7問と聞きました)となります。
受験時間は確か1時間だったと思うのですが、画面上には時間が表示されないのでご自宅の時計がぱっと目に入る位置で受験をするといいと思います。


わたしの知識試験の結果は、、、6問不正解で1発合格でした!
(間違えた問題はテスト中、回答したその場で間違えたとわかるので、自分が今何問ミスしているかは数えていればわかります。)

ちなみに試験結果は24時間以内に通知されるとのことですが、わたしの場合は試験終了後すぐに結果がわかりました。画面上に結果が表示されたかどうか忘れてしまったのですが、メールで連絡がきます。

パスについては2問パスしたものの、最後にパスした2問が再度出てきて結局解かされました。パスの意味?笑

おおよそ上記の問題集と同じような問題でしたが、問題集にはなかった初見の問題も中にはありました。


続いて標識試験の受験。

知識試験が終わると「他の試験を受ける」のような表示が出るので続けて受けることができるのですが、わたしは知識試験の受験時点で標識問題が別の試験になっていることを理解しておらず終了してしまいました。

続けて受験をしなくても再度オンラインテストのページに入って標識試験のみ受験することができるのでご安心ください。

こちらは勉強についてのセクションで書きましたが、英語が読めれば大体わかります。

1問だけ選択肢を読み飛ばしてしまい間違えましたが、1問不正解のみで合格でした。


合格後にすること

オンラインで受験をした場合、後日DMVに出向いて仮免許をもらう必要があります。

予約なしでも手続きが可能ですが、場所や時間帯によってはかなり混み合うようで、なるべく短時間で手続きを済ませたい方は予約をする方がいいかもしれません。
一方で予約できる日程には限りがあり、予約できる日が数週間後になることもあるので、受験後すぐの日付で仮免をもらいに行きたい方は予約なしで行くという手もあります。

予約する場合は、試験結果の通知メールにURLが記載されているのでそこから予約が可能です。


わたしの場合は、夫が先に筆記試験を受験、仮免許受け取りの予約をしていたので、その日に合わせて筆記試験を済ませ予約なしで行きました。
当日の流れや待ち時間は次の記事にて☺️


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