見出し画像

1hグルコーステスト | アメリカで妊婦検診を受ける | 在米妊娠生活

アメリカに来て3度目の病院、妊娠23週の妊婦健診に行ってきました。

タイトルの通り、この日は1h グルコーステストという検査を受けることになっていました。
日本でも糖負荷試験、50gGCT(50gグルコースチャレンジテスト)などと呼ばれ行われている、妊娠中期に行う妊娠糖尿病のスクリーニング検査ですね。

この検査はまず50gのグルコースの入ったドリンクを飲み、それから1時間後の血液を検査するという流れ。

OBGYNでの妊婦検診前に、その甘ーいドリンクを飲むためラボへ行きました。

ほかの妊婦さんのブログで予習していたところ「5分以内に飲んでね」という感じかと思っていたのですが、受付をするとその場でドリンクを渡され立ったまま(受付の男性に見つめられながら)ドリンクを飲んだので、1分ほどで一気飲みすることに。

わたしの病院ではオレンジ色のドリンク一択でしたが、「冷えたの常温のかどっちがいい?」というのは選ばせてもらえました。普段の飲物は常温派ですが、甘いジュースは生温いと美味しくなさそうなので冷えたものをチョイス。ファンタオレンジをもう少し甘くしたような味でまあまあイケる。

前述の通り一気に飲み干し、そこから1時間後に採血のためラボに戻ってくることになりました。それまで飲食は禁止(「これとっても大事だからね!水もだめだよ!」と念押し)です。


1時間を待つ間にOBGYNへ妊婦健診に向かいます。
今回から同じドクターに再診のためか支払いはなし、生年月日の確認だけでチェックインは完了でした。受付のお姉さんがすでに名前を覚えてくれていて感動。

アメリカの方って名前覚えるの早くないですか?
わたしはいつも中々名前が覚えられなくて(そもそも聞き取れずに流してしまうことも)、馴染みがない名前だからと言い訳していたのですが、アメリカの方は日本人のわたしの名前もすぐに覚えてくれるんですよね。ちなみにわたしの名前は特に外国人風とかではなく、短くて覚えやすいわけでもないです。


妊婦検診ではいつも通り体重測定と血圧測定。アメリカでは尿検査は毎回はしないみたいです。
このあたりの測定をしている間にドクターの診察には通訳を使いたいことを伝えます(ここまでは同じ流れ、かつ、英語は大体はわかるのでいつもここでお願いしています)。
甘いもの一気に飲んだせいか心拍が強い気がしますが血圧は問題なしでした。


ちょっと話は逸れますが、今回は名札に「Chaperon」というプレートを付けた方が対応してくれました。Chaperonに関する説明書は事前に受け取っていたものの、どういった役割の方なのかあまり理解していなかったので調べてみたのがこちら。

What is a chaperone?
A chaperone is an observer who may assist our patients and providers during sensitive examinations, treatments, or procedures, or upon request. Chaperones protect both patients and providers by helping create a neutral, safe, respectful environment.

https://healthcare.msu.edu/patients-visitors/Policies/Chaperone%20Policy/what-is-a-chaperone.aspx

特にセンシティブな処置や重要な意思決定をする際に、医療者、患者から独立し、客観的な視点を持つ、双方を守るための役割ということでしょうか。

わたしの場合は今回特にいつもと違う処置を受けたわけではないので、単にChaperonの役割ができる方が担当してくれただけということかもしれないですね。


ドクターの診察は今回は軽めでこんな感じ。

  • 出血や腹痛がないか、問題なく飲食できているかの確認

  • 体重、血圧測定結果の確認
    体重結構増えて気にしていたのですが、今回もPerfect!のコメントでした。

  • 子宮底長の測定

  • 心音確認(エコーはなしで音のみ)

  • 1h グルコーステストに関して
    基準値は140、これ以上の結果だったらもう少し詳しく確認をするため次の検査に進みます、とのこと。ここ、覚えておいてください。

  • 次回以降の診察の説明
    出産に関する詳しい説明や打ち合わせなどは次回からしていくようです。

  • 何か聞きたいことはあるか
    以下の点を聞いておきました。
    - 出産をする病院へのPre-registerは必要か
    - 分娩方法やバースプランの相談はいつ誰とするのか
    - 27週頃に旅行に行ってもいいか

「じゃあ次に会うのはThanksgiving後だね!この後ラボで血液検査忘れずにね!」ということで今回は終了でした。


ちょうどドリンク完飲から1時間が経ちそうな時間だったのでそのままラボに戻ります。

同じ受付の男性がいたので、戻ってきたよ~と声をかけると「え!もう?!」と驚いていました。忙しいんでしょうね。

時間ぴったりだったのですぐに採血をしてもらい、結果は数時間でポータルに通知するから確認してね。とのこと。ハロウィンの予定などをお話ししながら採血しました。

大きな病院なのですが、予約システムがしっかりしているのかいつもほとんど待つことがなくとってもありがたいです。日本の病院、特に総合病院って、予約していてもかなり待つこともしばしばですよね。


本当はこの日ビタミン剤のリフィルも一緒に受け取りたかったのですが、事前にポータルから薬局へ通知が必要だということを知らず、当日になってポータルで通知ボタンを見つけたので間に合いませんでした。

ということで薬局へはまた後日来ることにして帰宅。


体重がどんどん増えていることもありどきどきの検査だったので、終わってホッとしたら帰り道に寄ったスーパーで買いすぎてしまいました。まだ結果出てないのに。

朝もお昼も軽めにしていたので買い込んだ食材でがっつりめの夜ごはん。を食べたところで結果が。本当に2~3時間で来るんです。


結果は「140」


んんん?140って聞いた数字だよね。
140以上だっけ、140超だっけ。。。
(心配しながらも、まあ大丈夫でしょう~と思ってたのでちゃんと覚えてなかった。)

みなさん覚えていただいているでしょうか。
そう、140以上が再検査対象でしたね。しっかり再検査になりました。

その後すぐドクターから「1~2週間後に再検査受けてね。ラボには通知済みですよ。」とメッセージが来ていました。

再検査は、今回のスクリーニング検査とは違い、「3hr fasting glucose tolerance test」というより長く精密な検査、妊娠糖尿病診断のための検査になります。日本でいう75g糖負荷試験というやつ。

ドクターからは「3時間かかるから本を持ってきてね。」とのアドバイスも。ということで、また近々行ってきます。嫌だなあ。


▼ 再検査を受けてきました ▼


▼ その他の妊娠生活に関するお話はこちら ▼


いいなと思ったら応援しよう!