やめたいこと
ここのところ、考えることがあるのです。
これから話してみますが、
そんなに深刻に受け止めないでほしいです。
同じ組織内で、
仕事上での悩みや苦労を分かち合える人がほしい
と強く思うようになったんですよね。
もっと簡単にいうと、
なんでも聞ける人がいたら嬉しいな、
聞かれる人になりたいな、
と思ったのです。
(仕事上の知り合いと友人になりたい、というのとは別かもしれません)
そう思ったきっかけがあるんです。
私は、自分の勤務する組織を運営する業務、内部調整の業務についているので、
他部署に連絡をとることがあります。
それなりに社員数が多い組織なので、直接やりとりをする社員は、初めてコンタクトをとる方がほどんどです。
ある日、ある部署の連絡先を調べていた際、
その部署の社員名簿に載っている名前に見覚えがありました。
私の同期のような気がしたのです。
もし私の同期であれば、そのことをとっかかりにして、
スムーズにことが進めることができるのではないか、と考えました。
ですが、そのことを、他の同期に気軽に尋ねることができなかったのです。
思い返すと、
私は、こうした人間関係を築くことを
積極的にしてきませんでした。
同期との関係性を含め、私はこれまで、仕事上の悩みや苦労を感じた時、
極力、他者に相談したりはせず、
自分で解決するよう心がけてきました。
それでも、どうしても上司、同僚、先輩、後輩などに相談したいときは
そうした方々の時間をできるだけ奪わないように、
邪魔をしないように、
そうした方々から、「なんでそんなこともわからないの?」と言われないように、
入念な準備をして臨んでいました。
反対に、こんな私に相談してくれる方に対しては、
どんな些細なことでも受け入れて対応することを心がけてきたつもりです。
今回に関して言えば、「A課のBさんって同期だったっけ」ていう、
私の感覚では、とても軽い内容です。
もし私が、誰かから同じ質問をされても、特になんとも思わずに
さらっと答えます。
むしろ、聞いてくれてありがとう、役にたててうれしい!
くらいに思います。
ですが、
私は、尋ねた人から
「なんでそんなこと聞くんだ、そんなことで邪魔するな」
と思われるのではないか
と勘繰ってしまい、
あるいは
普段からやりとりしていないのに、いきなりなんだ!?
と思われるのが怖かったのです。
傷つくのが怖かったのですよね。
今の状況は、
先ほど書いたような、
私のこれまでの振る舞いによって
自ら招いたことだと思っています。
もう、そういうのはやめたいのです。
残りの少ない人生を少しでも豊かにするためにも、
今更なのは承知の上で、
仕事上でもそうでなくても
カッコつけず、
苦楽を共有できるような人間関係を築いていきたい、
と思っているんですけど
どう思いますか。
自分勝手でしょうかね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?