誰得ドット絵『招き猫』
猫グッズの代表格といえば、やはり「招き猫」で異論なしでしょう。でも、ぼくはそのことを忘れてしまっていました。
だって……あまりかわいくない(直球)
いやいや、「あまり」といっても現代の悪代官こと甘利明さん(自民党)のことを言っているんじゃないですよ!(このネタ何度目?) いくら招き猫といえば「金運」だからって、出てこないでいただきたい~!
冗談はさておき。
昔ながらの伝統的なデザインの招き猫は現代的な感覚で「かわいい猫」とは言い難いものの、味があるからいいんです。
でも、伝統的デザインにも、猫そのものにも関心がない土産品業者が、意匠権の制約もなくただ「売れるから」と雑に作ったような"粗悪品"がすごく多いんです。
昔は旅行先の思い出の品として、まずは「ご当地招き猫」を探していたものですが……いつのころからか、その気もなくしてしまいました。
というわけで~今回は自分が納得できる『招き猫』を描いていきたいと思います。なぜ無駄にハードルを上げてしまったのかはよくわかりません!
仔猫ちゃん改編で『招き猫』化
伝統的な招き猫は白猫や"ちょっと三毛猫"みたいなのが多いので、ドット絵『招き猫』も既存の三毛猫ちゃんをベースに描いていきます。
仔猫だからというわけではありませんが、16x16ドットのミニサイズです。
最初に悩んだのは「左右どちらの手をあげるか」ですが、三毛猫はほぼメス、かつメスは右利きが多いということで右手をあげることにしました。
次に、小判を支える左手も描きます。
絵の下端にある脚は前脚(1ドットずつしかないけど)のイメージなので、これを太くして後脚らしくします。また、絵の右側は小判で隠れることになるので、右に見えているシッポ部分を左側へ移動します。
小判を描き足します。
小判というよりトウモロコシの粒のように見えなくもないですが、気にしません。"甘利EYE"で見れば、金色のものはすべてお金なのです。
あとは伝統的デザインに寄せるため、赤い首輪と鈴をつけて……
完成です!
「お~い、ここにトウモロコシあるよ~!」みたいな絵になってしまいましたが、まあいいでしょう。
むむむ、ピンときましたよ!
もしや、偶然にも甘利明さんの好物はトウモロコシなのでは!?
検索……検索……
おっと、甘利明さん本人の公式サイトが見つかりました。
え~。
怪しい! ぼくは信じませんよ。
検索……検索……
おっと、『尾形商店』のある神奈川県綾瀬市は選挙区でいうと神奈川13区だそうです。神奈川13区は厚木市出身・甘利明さんの地元選挙区!
ふむふむ、地元の支持者を持ち上げるための嘘というわけですね(確信)
なお残念ながら『尾形商店』さんはもう閉店されているとのこと。
きっと「チョコチップメロンパンが大好物」という言葉を真に受けてしまったんでしょうね。
「チップが好き」という真の意味に気付かずに。
(おしまい)