[BGA]世界の七不思議:デュエル=アゴラ プレイレポート5 拡張セットを運用した 科学戦略
実際に経験したプレイでのレポートを書いています。
今回はアゴラ拡張ならではの科学戦略について説明していきます。科学施設の獲得方法について色々と紹介していきます。
◆ルールの説明
本ゲームの拡張ルールについては以下の通りになります。
◆敵の戦略(政治的優位)
以下のレポートのカウンタープレイになります。
◆七不思議のドラフト
七不思議ドラフトの選択肢にダブルアクション付きの七不思議が無いため[クノッソス]と[マウソロス霊廟]を獲得しました。[クノッソス]の獲得で科学施設購入でコインが湧く布告トークンを制圧。
2回目のドラフトでダブルアクション付きの七不思議を確保出来て一安心しました。
対戦相手は資源と軍事的圧力を与える七不思議を獲得しました。
◆第1世代
対戦相手から先行で石材の下級資源を獲得しました。
盤面の状況からピラミッドの序盤に政治家、終盤に陰謀家があり行政施設が見えないため、第1世代で政治的優位の獲得は困難です。また神話トークンにエジプト神話が存在しないため[ラー]が登場する機会も限りなく厳しい。プレーンで基本セットを遊ぶ様な盤面です。進捗トークンに[法]が存在して、こちら側の七不思議に[マウソロス霊廟]があるため科学的優位を狙えたら良いぐらいの考えで文化的優位を目指します。
特殊能力がバンバン飛び交う場でもないため、商業施設をコツコツ集めます。
対戦相手はコインの消費を気にして上級資源よりも無料の下級資源を優先して獲得しました。
取り逃されたガラスの上級資源を獲得しました。
対戦相手は木材の下級資源を、私は石材の商業施設を獲得しました。
対戦相手は科学施設を、私は政治家を破棄してコインを獲得しました。
対戦相手は政治家を獲得し、私はパピルスの上級資源を獲得しました。
対戦相手は政治家を獲得しました。布告トークンは上級資源コスト1軽減を入手しています。
特に欲しいカードも無くて、対戦相手へ渡したくないカードもないため、選択肢を増やさないように真ん中の軍事施設を破棄します。
対戦相手は石材の下級資源とギリシャ神話トークンを獲得しました。
特に対戦相手を警戒する状況ではないため、政治的優位を取らせないように行政施設を入手しておきます。
対戦相手は科学施設を破棄しました。
今回は政治的優位を取るのは難しく、欲しい布告トークンもないため、陰謀家を獲得して陰謀カードを引きます。引いたカードは[強制]でした。科学的優位か文化的優位を目指して行こうと思います。
対戦相手は軍事施設を破棄して、ローマ神話トークンを獲得しました。
運よく4コインの商業施設をゲット!しました。
対戦相手が科学施設を獲得したので、妨害をするためこちらも科学施設を獲得します。陰謀カードの[強制]を入手しているため対戦相手の科学施設は回収できるので、都合上の話で科学施設が2種類所有している状況です。
対戦相手は粘土の下級資源とフェニキア神話トークンを入手しました。第1世代では貴重な粘土ですが対戦相手のゼウス像が待ち構えているため、下級資源は全て対戦相手へ譲っています。
特に欲しいものも妨害するものもなく、コインも潤沢にあります。本当に何もすることが無いため、選択肢を増やさず陰謀カードを準備状態にします。(おまけの能力の影響力コマを移動させる能力を使う機会があるかもしれません。暇なうちに準備することは大事です。)
対戦相手はダブルアクションの七不思議が1枚しかないため、無理に動かずに行政施設を獲得します。
こちらにはダブルアクション付きの七不思議が1枚あります。第1世代で対戦相手がパンテオンボードに4枚配置しているため、おいしい神カードが並んでいる可能性があるため、ここで虎の子のダブルアクションを使って第2世代の先手を取りに行きます。
対戦相手の七不思議のコストが安いのに腹を立てて意地悪するため、コスト軽減の布告トークンを中立にします。
◆第2世代
予想通りパンテオンに[タニト]が仕込まれておりました。基本的に特殊勝利条件を求めていない限り、[ラー]と[タニト]は最速で獲得しないといけません。
対戦相手は私に進捗トークンを渡したくないため、科学施設を七不思議[キルシス・マクシムス]に隠してきます。ついでに此方の上級資源も刈り取ってきました。
チャンス到来です。対戦相手がパンテオンの[エンキ]を放置してくれたおかげで、超強力な進捗トークンである[神学]を入手出来ました。[神学]は特殊勝利条件を目標とした場合に、キーカードを集めやすくなるので、選択肢の幅が増えました。
対戦相手は政治家を破棄しました。
めくれたカードが良くて6コインの商業施設があります。後ろにガラスと4コスト軽減のトークンがありますが、今回はパンテオンの方に触れられる方が厄介なので気にしません。
対戦相手は予想通りガラスを獲得しました。
まずはここでパンテオンの[マルス]を使用されると軍事と政治の2つで同時に攻められるため、対戦相手の勝ち筋を減らすために処理します。
対戦相手は陰謀家を選択して、軍事施設の経済流出を選びました。
◆ターニングポイント
見た目では科学施設が1種類しかありませんが、[神学]でダブルアクション付きの七不思議が3枚、場の進捗トークンに[法]があり、パンテオンに[ハデス]、門カード、こちらの七不思議に[マウソロス霊廟]、陰謀カードに[強制]と科学的優勢で勝利するには十分な武器が揃いました。
順番さえ間違わなければ、このタイミングで必勝が確定します。
対戦相手は行政施設を獲得して、政治的優位を目指していることが予想できます。
期待すべき科学施設がめくられたのですが、迂闊に獲得して後ろにある科学施設を対戦相手に取られると進捗トークンの[法]を奪われる可能性があります。
今回は対戦相手のダブルアクションが残り一つあり、政治的優位に近い状況のため、無理に科学施設を取りにに行ってコインが枯渇すると、逆マウントを取られる可能性があります。
対戦相手は政治家を選択しました。
軍事施設を確保して交戦トークンを取りに行きます。
対戦相手は陰謀家を破棄しました。
第3世代に向けて対戦相手にパピルスを渡すのは得策ではないため確保します。
対戦相手もめくれたパピルスを確保してきます。
パンテオンの[ハデス]で科学施設を獲得して進捗トークンの[法]を獲得します。
対戦相手はここでダブルアクションを使用してこちらの科学的優位を阻止してきました。
私は陰謀家を破棄しました。対戦相手は粘土の下級資源を獲得しました。
門カードを使用してメソポタミア神話は[イシュタル]を引きました。[ニサバ]が引ければ非常に好ましいですが、今回は[アヌビス]を獲得しました。
ここから第3世代の開始時までは手なりでプレイします。
◆第3世代
科学施設の配置先を確認したため七不思議を起動するコインを集めたら科学的優位で勝利です。
対戦相手はコストの関係上、私が取りづらいカードを残しています。
対戦相手にダブルアクションがないため、科学施設へ直行していきます。
陰謀カード[強制]を使用して対戦相手の科学施設を交換します。
うっかり誤操作で七不思議のコスト軽減の布告トークンにあった影響力キューブを移動してしまいました。
影響力コマを移動したせいで[マウソロス霊廟]を使用した直後の購入コストが足らなくなったため、カードを破棄してお茶を濁します。
コストがたまったので[マウソロス霊廟]を起動します。
七不思議の[マウソロス霊廟]の効果で5種類目の科学施設を獲得しました。
進捗トークンの[神話]の効果でダブルアクションとなり6種類目の科学施設を獲得してフィニッシュです。
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