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【馬主】終わりは、新しい歴史の始まりだった

おはようございます。今朝は趣味の競馬について書きます。【ズルい競馬新聞】というマガジンを、昨日の宝塚記念で一区切りをつけさせていただきました。理由は、自分のペースで書くことができなかったからです。

レース時の馬場がどうなっているか知った上で予想をする、というコンセプトは良かったと思います。JRAVANのレース結果を見れば、ハロンごとのラップタイムや、馬番の並びで整理された通過順位の表が載っています。

これをみれば、どういう馬場バイアスがはたらいているかはある程度想像できます。予想対象レースの枠の並び、騎手の心理でどの馬がどう動きどのような有利不利が働くかイメージするという手法でした。

ただし子どもと遊びたいのを我慢しながら、午前のレースをみて瞬時に判断し、該当レースの出馬表とにらめっこしながら記事を書かなければいけませんでした。オペレーションに無理がありました。

馬場読みがキーワードになる予想ですが、天気読みも重要な要素になります。なので行く行くは「気象予報士」の資格をとって、さらに皆さんに精度の高い予想をお伝えしたい、という夢もあったんですよ。

でも、原稿に向かう際の気持ちがツラくて、ピボットすることにしたのです。福永騎手が正攻法の競馬をすると言っていたという情報を知っていれば、こんな記事は書かなかったでしょう。。。(´;ω;`)ウゥゥ詳しくはこちらもお読みください。

不思議なものですよね。上記の記事をアップしたその日、帰宅した妻からユニオンオーナーズクラブ(共同馬主)のカタログを手渡されました。ジャ、ジャ、ジャ、ジャーン!ベートーヴェンが頭の中に流れました。

僕が本当に書くべきことは、こちらなのかもしれない。そう感じたのです。年末に収支を調べるといつも青ざめる数字が並んでますが、この趣味は常にワクワクさせてもらっているのです。

共同馬主という愉しみ。調教師のレース選びや騎手の乗り方に不満を抱く人もあるようですが、16年続けてきた僕は既にその域は超越しています。嬉々としてカモられている状況なのです。この喜びを皆さんと共有したい!

カタログ到着は年に一度の大イベントですが、火曜日は放牧中の馬、水曜日は入厩中の馬のレポートが更新されます。土日に関わらず、思いつくままにフレッシュで面白い情報を書きたいと思います。

また、誤算だったのは、競馬予想そのものへの興味が失せてきたことです。

会社員の頃は、平日の夜にプロ野球、土日に競馬予想というのが見事にハマっていました。でもいま一人で仕事に取り組む機会が多い私は、週末は家族と遊びたい(人と話したい)と思うようになってきたのです。

馬券を買うことよりも共同馬主を愉しむほうが、これからの私には合ってるのでしょう。ユニオン一筋16年。応援しているのは日高の生産牧場さんです。走る馬だけでなく、面白い血統の馬を持つことにも興味があります。

トロットスターやスマートボーイの代表産駒のオーナーだったことは、今も私の誇りです。いまは馬券だけのライトなファンの方も共同馬主の愉しみ方を知ることは、人生を広げる契機になるかもしれません。

今年のカタログをザッと見た感想としては「やはり、ユニオンの時代が来るなぁ。ハッハッハ」です。成績も上り調子なのですが、ディープとキンカメの時代が終わり、新しい馬主層が広がってきています。

これからは、生産牧場の方との触れ合いが求められる時代になると思います。どちらも流動的になり、いわばカオスの世界のキズナを作っていくのが中小の生産牧場を束ねるユニオンさんの役割なのです。

今日のカタログで、興味を持った馬の情報はまたおいおいお話したいと思います。

それでは皆さん、今日もよい一日を。

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