連載 タッチの力09 山上亮・後編「子どものためのタッチ」
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日本には「タッチ=触れる、触れられる」の機会が少ない。そんな思いから、日本のタッチ研究の第一人者である山口創先生(桜美林大学教授)をはじめ、セラピストの有志が集い「日本タッチ協会」の設立を準備中です。
その一環として行われている、タッチのスペシャリストたちによるワークショップ(通称:タッチ協会山口ゼミ)の模様をお伝えしていきます。
二人目は山上亮さん(整体ボディワーカー)。前編の山上さんの修業時代に引き続き、後編はご自身の施術とタッチの基礎的なワークについて、紹介していただきます。
連載・タッチの力09
山上亮・後編
「子どものためのタッチ」
語り●山上亮
写真●コ2編集部
コ2編集部(以下、コ2) 前編では、山上さんが「学び成長する生き物としての人間」に興味をもったことから、河野智聖先生について野口整体を学び、子育て講座をひらくまでのことをお話しいただきました。
後編は実践編です。山上さんがいつも、講座でどのようなことを教えておられるのか、またタッチ協会のための「子どもに触れるワーク」の提案をしていただきます。
山上亮(以下、山上) わかりました。ではまず、いつも行なっている「整体の個人指導」を見てもらって、それから家で子どもと一緒にできるワークをお伝えします。今日は特別ゲスト(!?)として、いつも私の講座に参加してくれている子をモデルに、デモしていきたいと思います。
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