連載 ココロとカラダを繋げる ボディコンシャストレーニング07「トレーニングで私たちの体に起きること」
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巷に溢れる様々なトレーニング理論。それぞれに新しい知見やグッズ、時には有名選手のお薦めもあり、どれも魅力的ですよね。だけど本当に大事なことはトレーニングを行うあなた自身。誰かが「正しい」と言われる方法や理論を「正しく」実践しようと思うあまり、自分のココロやカラダがどう感じているかを忘れていませんか?
この連載ではトレーナーでありロルファー™️である大久保圭祐さんが、ボディワーク・ロルフィングⓇの視点を取り入れた「カラダを意識したトレーニング法“ボディコンシャストレーニング”をご紹介します。意識を変えてカラダの声を聞くことで、いつものトレーニングが「あなた専用のトレーニング」に変わります。
ココロとカラダを繋げる
ボディコンシャストレーニング
第7回 「トレーニングで私たちの体に起きること」
文●大久保圭祐
この七回目では、改めてエクササイズやトレーニングによって体を動かすことが如何に大切で、体にとってとても良いことだという事をお伝えしたいと思います。
その前に、私たちが体を動かすとき、そのエネルギーをどうやって発生させているのかの説明をしておきましょう。
ちょっと難しい言葉が出てきますが、頑張ってついてきてくださいね。
エネルギーの元ATP
人の全ての動作や働きは、筋肉が縮むことで生まれています。立ったり座ったりといった何気ない動作も、姿勢を保っているのも、呼吸をしているのも、心臓が鼓動を打つのも、臓器が働くのも全て筋肉の働きです。
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