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実践、超護身術 第二十回 嘘と呼吸05

元刑事の武術家が教える、本当に役に立つ術
実践、超護身術
第二十回 嘘と呼吸05
文●葛西真彦

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“カッとした”時の呼吸

前回に続き、実際に事件としては非常に多い、知人間でのトラブルについてからお話をしていきたいと思います。

こういった知人間で事件を起こした犯人は、「殺すつもりはなかった、ついカッとしてやってしまった」という供述が定番です。

「ついカッとして」とはよくある表現ですが、当然これだけでは説明不足です。実際にこうした犯人から調書を取った経験からもう少し詳しく表現すると、

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