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超人になる! 第七回「身体の海、禅の宇宙へ」

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生きるということの中には、様々な英知が凝縮されています。
誰もが持っている「身体」と「生命」を通して、
その見えざるものを掘り起こし、共通言語に変えていくことで、
ヒトはヒトを超えた何かへと変容できるかもしれません。
大きな夢と希望を持ち、明日の世界へと進むための生命学講座、

第7回をお届けします!


超人になる!

第7回「身体の海、禅の宇宙へ」
文●長沼敬憲



脳の外に“私”はある?

 わたしという存在の本質は、この世界の内部にあるのではなく、(原理的に想像すらできない)外部にある?

 ――前回の連載でそんな一つの解にたどり着くことができました。

 自分の内部にある限り、それは自分が生み出したものの一部であり、「では、その生み出したものは何か?」という問いかけは終わりません。そうした堂々巡りの問いから抜け出さない限り、「私という存在」を生み出している大元の部分にアプローチすることなどできないと思うです。

 それは一つの皮肉として、

「考えても絶対にわからないものを認める」

ということを意味します。

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