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ネガティブ思考の坂道を転げ落ちそうになったら
ネガティブ思考の坂道を転げ落ちそうになったことはないですか?
・自分がいくら頑張っても分かってもらえない。
・自分がいくら頑張っても何も変わらない。
・自分は誰かの力になっている存在ではない。
・自分が起こす行動なんて世界に影響を及ぼせない。
・自分は無力。
・自分は何のために生きているのか。
そういう類のマイナスな思考です。
とても疲れてしまった時とか、失敗してしまった時とか、そういう時に私もその闇に足を突っ込んでしまうことがあります。
こういう時にも思ったりします。
日本の若手アスリートが世界で活躍している時、身の回りで自分よりも華やかに輝いている人を見たとき、そういう時にも悲観的になることがあります。
(すごいな……。それに比べて自分なんて、何もしていないただの人)
とこんな具合です。
ですが、この本の1ページには励まされました。
励まされたと言っても、仲が深くもない知人に「そんなことないよ~」と社交辞令を言われたのとは訳が違います。
私は読んだときに、空虚で実の無い軽い言葉とは違う、自分で「そうだ!」とその説明が腑に落ちるという納得感がそこには伴っていました。
「超訳 ニーチェの言葉」
この本には、次のテーマで、ニーチェの言葉が引用されている書籍なのです。
I 、己について
II 、喜について
III 、生について
IV 、心について
V 、友について
VI 、世について
VII 、人について
VIII 、愛について
IX 、知について
X 、美について
超訳と書かれているその訳なのかもしれないけれど、とても分かりやすくで、哲学っぽい難解さが少ないです。つまり、読みやすくて良い本です。
1,己について――
この中に書かれていたんです。
009章「自分の行為は世界に響いている」
を全文、ここに紹介しましょう。
自分のどんな行為も、他の行為や考え、決断などの誘因になっている、もしくは、大きな影響を与えている。その行為がまったく何にも影響を及ぼしていないことはない。
自分の行為によっていったん起きた事柄は、いつもなんらかの方法で次に起きる事柄としっかりと結びついているのだ。遠い過去の昔の人々の行為でさえ、現在の事柄と強く弱く関連している。
すべての行為や運動は不死なのだ。そして、どんな人間のどんな小さな行為も不死だと言えるのだ。つまり、実はわたしたちは、永遠に生き続けているのだ。
なんて言うんでしょうか、、、
やっぱり、自分がこうして息を吸って吐いて過ごす一瞬も
・誰かの喜びになっているし価値になっているし意味ある時間なのだ
と、そんな風に思ったんです。
それならば、
まだまだこの先も一生懸命に生き続けて、出来ることをやっていこうと、元気に似た僅かな力が湧いてきたように感じたんです。
難しい感想は言えないけど、ちょっと力をくれます。
皆さんはどう感じますか、この言葉――。
★こんな内容ですが、最後まで読んでくださった方々、ありがとうございます。