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10円玉のノスタルジー

つい先日、とてもとても久しぶりに「ギザ十(ギザジュー)」と呼ばれる10円玉を手にしました――。

自動販売機のお釣りだったと思います。今時はオンライン決済やカード決済、バーコード決済などが支払い方法としてメジャーになり始めています。日常で現金を使って買い物をする事はだいぶ少なくなっている世の中だと思います。自動販売機もスマホで”ピッ”っとすれば、飲み物は買えるようになっていますね。
あえて現金で買ってみると、お釣りに10円硬貨が出てきたりします。その時に私が手にした10円玉は昭和28年の縁の表面がギザギザしている、いわゆる【ギザ十】と言うやつで、今ではとても珍しくめったにお目に掛かる事はありません。

実は何年か前の似たような体験から、私は10円玉を集めるようになったことがありました。これはちょっとした趣味と言うべきでしょうか、10円玉が発行された昭和26年から現在のまでのすべての年代を1枚ずつ集めるということをしてみました。(^^)/
楽しくコイン集めや古銭集めをするコレクターの人の気持ちがわかった気がしたものです。

さて本題はここからですが――。
その時、手にした昭和28年の十円硬貨のことを考えてみたのです。昭和28年と言うと今から70年以上前じゃないですか!?。これって、すごいことですよね。その10円玉は70年もの間、いろいろな人の手に渡り、そして私のところにやってきました。
それまでの間は、どのような冒険をしてきたのでしょう? 何人の人の手に渡ってきたのでしょう? それを考えると、今こうして手にしている10円玉が過ごしてきた歴史というものは、ものすごい壮大なロマンと言えないでしょうか?! そんなことを考えて、表面の少々の傷や深い色味や摩耗した僅かに薄い感じに思いを馳せるのです。

そこで! 私はこの10円硬貨が過ごしてきた壮大な時間と経歴を題材にして、一つの小説でも書いてみようかとそんなふうに思ったのです。
いつか書けたらぜひ見てください。読んでください。
よろしくお願いします。

【ギザ十】に関するいくつかの記事を引用さえていただきました。
▽▽▽

まいまいままさん:

八神 夜宵さん:

山下健一さん:


★こんな内容ですが、最後まで読んでくださった方々、ありがとうございます。✨


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