【活動レポ】6/29・昼下がりのクイズ会
こんにちは。7月が始まりましたね。
阿字ヶ浦の海岸にも海を楽しむ方の姿が見られるようになってきました。
さて今回は6/29日に茨城県ひたちなか市・イバフォルニアベース内で主催した『昼下がりのクイズ会』のレポートをお送りします。
(本文内の写真と問題は参加者から掲載許可を頂いております)
0.活動概要
本活動は今年4月から「早押しクイズ体験会」として、イバフォルニアベースをお借りして行ってきました。
(ホームページ:https://www.ibaforniabase.com/)
当初は「なんか茨城でクイズができる場所が欲しいなー」という考えから始めた活動ですが、現在は「そもそもクイズって…何?」という方へクイズの楽しみ方を広めることや「クイズに関心はあるけど活動する場所がない…」という方に活動の機会を設けることを目的に活動しています。
まだまだ認知度も新たな参加者も非常に少ない状況ですが、興味を持った方はぜひ足を運んでいただけますと幸いです。泣いて喜びます、主催が。
1.ジャンル別クイズ
というわけで当日のレポートに入っていきましょう。
まずは当日行ったクイズから。問題を「学問」「ライフスタイル」「芸能」「スポーツ」「アニメ」の5ジャンルに分け、正解者が次のジャンルを指定しながら得点を競う形式で行いました。
せっかくなので何か見てわかるものを持っていこうと思い、VBAでシミュレーターをほぼchatGPTに任せて用意。よっしゃ行くぞ~と向かったのですが…
なんと当日になって人数が変更。
過去2回来てくださった「Sさん」1名だけが参加することに…
しかしお越しいただいた以上、クイズは楽しんでいただきたい。Sさんに事情を伝えたけっか急遽ルールを変更し、シミュレーターを使ったスコアアタックに挑戦していただくこととなりました。
その結果は30問中11問正解。「フレミングの左手の法則(学問700)」や「サイクルヒット(スポーツ1000)」など高得点の正解もあり、3700点という結果となりました。
当日の無茶ぶりに対応してくださったSさんですが、「答えを聞いたら分かった問題も結構あった。もっと正解を取れたかもしれない」と問題に対して前向きなコメントを頂くことができました。いやホント、ありがとうございました……!!
2.問題のハナシ
後半に行ったのがこちら。「体験会」時代は早押しボタンを押すことがメインでしたが、今後はクイズにまつわる話題も提供していこうということで、一番よく見聞きするであろう問題をテーマに話をさせていただきました。
主な内容は
・クイズではどんな問題が使われるのか?
・クイズの問題はどうやって作っているのか?
の2つ。
1つ目の内容では主に早押しクイズで出題される問題形式についてお話をさせていただきました。今回は「ベタ問」と「パラレル」について、私の経験も交えながら話をさせていただいています。
2つ目は作問の手順についてお話をさせていただきました。
今回最後に問題を作ってもらう予定だったため、その前に問題の作り方についてお話させていただきました。これもプレイヤーによってスタンスが分かれるとは思いますが、今回は私の作問方法をベースに紹介しています。
※あくまで身内のフリバや企画に用いることを想定しています。大会などに提出する場合は大会運営から提示された条件に沿った作問をしましょう。
3.問題を作って出そう
こちらが今回のメインイベントです。
これまで解答者側だったSさんに1問、問題を作ってもらうことにしました。
(本来は2問作成する予定でしたが、時間の関係で短縮)
今回は「クイズで自己紹介」ということで、自分の好きなものや趣味などを題材にしてクイズを作っていただくことにしました。
Sさんに話を聞いてみたところ「1つ問題にできそうなものを思いつきました」と、自身がある様子。
用意したワークシートにもすぐに問題を記入していただけたので、早押し機の操作を伝え問読み席と解答席を交換します。
そしてSさんが読んだ問題がこちら。(原文をそのまま乗せています)
Q.日本三大名園と言えば、水戸の偕楽園と金沢の兼六園。あともう1つはどこでしょう?
「後楽園!」→ピンポーン!
※ワークシートは「岡山県の後楽園」になっていました。
フィードバックしよう
さて、Sさんの初の出題が無事に終わりました。
題材は「日本三名園」。Sさん、いいもの選んできますね。
というわけで作った問題へのフィードバックを行っていきましょう。
まずはSさんに問題についての話を伺ってみました。
Q1.「クイズで自己紹介」がテーマでしたが、この問題に決めた理由は?
A.日本地理が得意なので地理にちなんだ問題を出そうと思いました。
(ちなみに当日も「種子島」など地理の問題を正解)
Q2.日本三名園のうち、「後楽園」を答えにした理由は?
A.偕楽園は茨城の人なら知っているし、兼六園も知名度が高いと思ったので、「後楽園が一番難しいのでは?」と思い答えに選びました。
注目した点
お話を聞いて思ったのは「Sさんの考えが問題に表れているな」という点。
Sさんは日本三名園の知名度を偕楽園>兼六園>後楽園であると考え、その順番で出題していました。得意ジャンル(地理)にちなんだ問題を出すことを軸に問題を組み立てていったのかなと思います。
また名数問題は今回は紹介していないのですが、「日本三名園を東から読み上げる」というパターンもなぞっていました。
改善点
今回作っていただいた問題は重要な情報は一通り抑えていたため、文章のみ直しています。
・「日本三大名園」という言い方はあまり聞かないため「日本三名園」のほうがわかりやすい。
・Sさんが書いた答えは「岡山の後楽園」だが、Sさんは「後楽園」が出れば正解としていた。答えを「後楽園」にして、問題文を「岡山にある何でしょう?」と、他二つに合わせた形にすると良い。
・今回の文字数であれば問題文は1文にまとめたほうがシンプルである。
大きなところだとこのくらいでしょうか。
しかし初めての作問としては一定以上の完成度はあったかなと思います。
Sさんも問題に関心を持ってくださったようで、活動終了後に「余ったワークシートを持って帰りたい」と申し出てくださいました。もしかしたら次回新しい問題を読んでくださるかもしれませんね…?
というところで、今回の活動は終了となりました。
3.次回の予定
次回の「昼下がりのクイズ会」は8月上旬~中旬を候補日としています。
原則「月の最終土曜日、14時~16時30分」に活動を行っていますが、海水浴&夏休みシーズンとなることから、イバフォルニアベースの営業日と調整しながら決めていこうと思います。
また次回の活動内容ですが、参加者次第では大会型の企画を開こうかとも考えています。詳細については追ってお伝えします。
最後に
もし今回の活動レポートをお読みになって、クイズやこの活動、あるいはイバフォルニア・ベースという場所自体に興味を持ってくださった方がいれば、ぜひ遊びに来てほしいなと思います。
私もマネージャーとして現地にいることがあるので、もしお会いしたら「note読んだよ」と一声かけていただけると嬉しいです。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。