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もうひとつブースタを

■5月28日(日)
今日は暑くなるのかなと思いつつ空を見上げる。
午後、日産スタジアムで横浜マリノス v.s. アビスパ福岡の試合があり、それを息子と観に行くのだが、ピッチサイドシートを予約したので、陽射しがでてきたらこりゃとんでもなく日焼けするなと思った次第。

じつは、息子はJリーグのサッカー試合を現地で観るのがはじめてである。わたしもそうそうに、観ない(だいたいわたしは野球ファンなのだ、家人M氏もそうだが)。しかもピッチサイドシートに座るなんて経験はなかった(あ、正確に言えば、もう10年近く前の話。川崎フロンターレ広報の方とご縁があり、試合後に等々力陸上競技場のピッチに立たせてもらい、当時大活躍していた選手のみなさんと話したり写真を撮ってもらったことがある。しかしフロンターレファンはもとよりサッカーファンですらないわたしには、そのことが何だか大変申し訳なく、もっとその場に相応しい方たちがいるのではないかととても後ろめたい気持ちになった。面の皮が相当に厚くなったいまなら、きっとそんなことは思わないだろう。人間というのはかくも成長するのである)。

しかし、息子は「ピッチサイドシート」がどういう席なのかイマイチ理解しておらず(いやアタマで理解していても想像がつかないんだろう)、時間になって会場に案内されたときには、ピッチを眺めて大はしゃぎであった。

息子は今年4月に転校していまの小学校に所属しているが、急にサッカーがやりたいと言いだして、6月から地元のクラブチームに入ることになった。家人M氏ともども、どこまでできるのか様子見のはずだったのが、先週は道具一式を揃えたり、あるいは前の記事でも書いたように、世界トップクラスの選手のことを調べることもしはじめた。

乗るべき列車は|dexter/ 穂座来萬大 (note.com)

彼の生活の中にサッカーが入ってきてひとつのリズムをつくりはじめているのだが、それじゃあもうひとつブースタをふかしてやろうかと、今回の試合観戦を申し込んだのだった。
結果的には非常に喜んでくれて、おとーちゃん冥利に尽きるのだが、しっかりと練習をして試合にも出て欲しいなと思う。わたしはサッカー含めてスポーツにはまったく疎いからテクニック的なことはまったくサポートできないけれど。

試合の結果はご覧の通り2-0で快勝した。前半早々に、ロペス選手が巧みな足さばきでゴールしてくれた。

2023シーズン 試合結果 | 横浜F・マリノス 公式サイト (f-marinos.com)

現時点(2023年5月31日)で、リーグ順位は2位なのですね。知らなかった。
息子は「また行きたい」というが、わたしはそっと財布のなかをのぞいてみる。

快勝でした、有り難うございました。
広いな、日産スタジアム!

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