自己紹介|わたしがのんびりと庭を眺めるようになった訳
先日、姉と車で移動中のこと。
「この道もわたしが高校の頃まで砂利道だったのにね。ボンネットバスでさ」
と、唐突に姉が言った。
「高校の頃までって、いくらなんでもそれはないでしょ」と応えて、
わたしの脳は記憶をさかのぼる。
バスといえば、路線バスに乗って市街地の幼稚園に通っていた。姉とは歳が離れているが、姉の記憶が確かなら、ボンネットバスに乗っていたことになる。けれど、バスの形は覚えていない。
帰りのバス、終点まで乗るのはいつもわたしぐらいで、運転手さんと仲良しになった。