心臓がギュンっと音を立てる読書 「共感と距離感の練習」小沼理著
冒頭の章を読んでいると、私の心臓から「ギュンッ!」と音がした。気がする。
今までの私の不甲斐なさや、やりきれない気持ち、上手くいかない行動を、丁寧な言葉で言語化してくれているのを感じる。
「ああ、なんでこんなにも上手くいかないのだろう。」と、絶望する気持ち。
「ああ、こういう事が起こるから、生きてて良かったと思うわ!」と、ワクワクする気持ち。
いろんな気持ちがぐちゃぐちゃに収納されている心の中を、少し整理してくれるような感覚。
冒頭を読んだだけで、心の内が軽くなったような、心の深みを感じるような、心臓が動いているのをただ感じるような、そんな揺さぶられを体感している。
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