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自分の置かれてる状況についてA4の紙に図解でまとめる(デザイン発注のときのこころ構え1)

あけましておめでとうございます。デザイン事務所HOXAIの市角です。
普段はブランディングやデザイン、映像制作しつつ、大学の経営学部准教授としてデザイン思考を学生さんや企業、自治体さんに伝えたり一緒になって考えています。

noteでは、デザイナー・映像クリエイター目線で一般の人の役に立つ記事を書いてます!

今回はビジネスマンがデザイン・映像制作を依頼する時知っておくと得をすること、デザイナー目線で書いてみました。

発注の基礎ですね!
今日お伝えしたいことは一つ!

業界の基礎知識まとめをA4の紙1枚にまとめて渡そう!


文字びっしりじゃなくて、図で解説するのがおすすめ

これとっても効果的。

あなたがデザインや映像制作業界についてきっとそれほど詳しくはないように、制作会社もあなたの業界についてそれほど詳しくはありません。

流石にこのくらいのことは当然知ってるでしょう、と思うことがわからず
「え!?そこから説明しないとダメなの?」となってしまうのはどの異業種同士でも起こりうること。

そこで、良い制作物を作ってもらうためにはまず前提となる知識をA4の紙1枚にまとめたシートを用意しておくと良いでしょう。

これをすることで、製作者に変化が起きます。
依頼主を見る目がただのクライアントから戦友という認識にかわり親身になってくれるはずです。


クリエイターを見極めるリトマス試験紙になる


逆にいうと、この基礎知識を共有したときに塩対応で
「あ、そうなんですねー」くらいのリアクションだったら違う製作者を選びましょう。良いリトマス試験紙です。良い製作者ならこの時点で面白がったり驚いたり、質問をしてくれたりします。
良いクリエイターは好奇心旺盛なはずです。


その時にパワーポイントで何十枚もまとめられてもきっとそれほど頭に入らないので、笑 最低限の基礎知識を図解出来ると最高です。
文字びっしりじゃなくて図解。
グラフィックレコーディングが参考になるでしょう。(発注に限らず、ビジネスで概念を伝える技術としてこれほど便利なスキルはありません。)

業界の勢力図とか、栄枯盛衰とか最近直面している問題などなどがあると便利。その中であなたの会社がどうするべきなのかも一緒に考えることができます。

そのとき、専門用語を多用しないで、身近なお友達やあなたのお母さんに言っても分かる言葉に置き換えましょう。この置き換えができると自分自身の理解も深まりより認識が具体的になっていきます。


こんなツールも便利

ちなみにA4の紙で書くのがめんどくさかったり手渡しできないシチュエーションのときにはオンラインホワイトボードのmiroを使うことをおすすめします。ふせんやマインドマップなどあなたのイメージのまま直感的に伝えることが出来るので便利ですよ。

次回は依頼する時についついやっちゃいがちな間違いについてお話します。




デザインについてのお話、他にもありますので興味があったら。


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